[HOME]
ビジネス系ITベンダーリンク集
日本に法人のある民間企業向けの業務用コンピューターシステム関連会社のリンク集です。規模・業種を問わず構成しています。その会社の持つ僕の勝手な印象を元にカテゴリー分けをしていますし、僕自身が担いだり競合した経験を元に、勝手な思い込み・偏見・憶測で書いていますので、当然誤っていることもあります(断言)ので、悪しからず。
 大手メーカー系  サーバ・HPC系  ストレージ系
 PCクライアント系  特殊クライアント系(POS、シンクライアントなど)  携帯端末・HT・PDA系
 バーコードリーダ・他インプット系  ディスプレイ・デジタルサイネージ系  アウトプット系
 UPS  周辺機器系・その他HW  ネットワーク系(L2/L3)
 ネットワーク系(L4〜L7)  ネットワーク系(テレフォニー、無線など)  通信キャリア・ISP・サービス基盤
 OS系  ミドルウェア系  販売管理系
 会計・人給系  製造系  CAD・EDA系
 流通系  情報系(SCM・CTI・WMS等)  情報系(GW・EIP・CRM・コミュニケーション)
 情報系(BI・ETL・EAI・EBS)  運用管理系  開発系
 セキュリティ系(外部脅威対策)  セキュリティ系(ログ管理・暗号化)  その他SW
 SIer(IT系)  SIer(シンクタンク・コンサル系)  SIer(NIer・その他)
 商社系

 大手メーカー系
日本アイ・ビー・エム
コンピュータ界の巨人、泣く子も黙る米本社の「IBM」です。スパコン「Blue Gene」・メインフレーム「System z」・オフコンの代名詞であるAS400の後継の「Power Systems」、UNIX「AIX」・IAサーバ「System x」のみならず、グループウェアでトップシェアの「Lotus Notes/Domino」、アプリケーションサーバ/AP統合基盤でトップシェアの「WebSphere」、EIP「WebSphere Portal」、RDB「DB2」、DWH用DB「Redbrick」、統合運用管理ソフト「Tivoli」、SW開発プロセス基盤「Rational」、ETL「DataStage」など、買収した会社のものも多いですがソフトウェアも充実です。そうそう、マイクロソフトと作った「OS/2」なんてものもありました。ちなみに有名なホームページ作成ソフト「Homepage Builder」もIBM製ですが、このソフトは日本IBMが作ってるソフトなんですね(2010年ジャストシステムに譲渡)。で、このIBMという会社、はっきり言って安くはありません。メインターゲットはあくまで大企業、中規模企業を相手にする場合は基幹系のみ、中小企業は眼中になし(販売店物件)、そんな気がします。業種では地銀や製造業に強いイメージがあります。その一方、PC部門をレノボに売却しているのもそうですが、元が取れないと分かると白旗を揚げてさっさと撤退する姿には感動すら覚えます(笑) ちなみにIBMとは、「International Business Machines」の略ですが、HPとは違い、「ハードウェアベンダー」から「ソフトウェアベンダー」「SIer」へと変貌を遂げました。ちなみに日本IBMの2007年度売上高はおよそ1兆2000億円で、経常利益が1500億円らしいです。儲かってますね(笑) また、2007年に日本IBMの子会社6社が統合して設立された日本アイ・ビー・エム・サービス(通称ISC-J)も有名です。2008年、コグノスを買収。プライスウォーターハウスを買収して誕生したコンサル「IBM ビジネスコンサルティング サービス(通称IBCS)」という、結局SIerをやるIBMとの違いもよく分からない関連会社があったのですが、2010年にIBMに統合されました。同じく2010年、DWHアプライアンス製品のnetezzaを買収しました。
日本ヒューレット・パッカード
IBMと売上金額で肩を並べる世界トップクラスのH/Wベンダーの米HPの日本法人です。利益はIBMの方が上らしいのですが。UNIXの「HP-UX」は結構多くの国内ベンダーにOEM供給されていますし、Intelとの共同開発から手を引いたItaniumが搭載されているようです。ただ、Itaniumも32ビット時代は目立つ存在でしたが、Windows7でさえ64ビット化されている現在では目立っていないような気がします。2002年に「Compaq」を買収していますが、その影響もあり、PC売上世界NO.1となっています。意外なところで日本ではインクジェットプリンタと言えばキヤノンエプソンなんですが、世界的にはHPがNO.1です。また、Windows搭載PDAでもトップシェアですね。SWは運用管理システムの「OpenView」や、WebアプリケーションのシングルサインオンSL(フェデレーションとも言います)の「IceWall」が有名ですが、やはりSIer各社がサブシステム商談でHPのH/Wを担いでくることが多く、SWよりはHWの印象が強いです。価格とサポート度合いから言って、ちょうど担ぎやすいんですかね。SIは東名阪のみで、ローカルで直接出てくることはあまりないです。2008年に大手SIerのEDSを買収し、IBMを追撃する体制が整いました。最近仮想化商談でよく競合するんですが、SANが安いです。2010年、ハイエンドからミッドレンジをカバーするストレージベンダの「3PAR」を買収しました。
富士通
国産ベンダー御三家の一つ、「富士通」です。一時期は業績が非常に悪かったのですが、2008年3月期決算では5兆3000億円、2011年3月期決算では4兆5000億円の連結売上高を誇ります。NEC日立と比較して、富士通はIT系のシェアでは日本のトップで、汎用機からPC・S/W・POS・N/Wと何でもござれ、携帯電話の評価も高いですし、スーパーコンピュータの「京」で注目を浴びていますし、パソコンとIAサーバは国内トップシェア、同じくIT系メインのNECと常にトップを争っています。UNIXはSUNとベッタリの印象が強いですが、S/WではERP「GROVIA」、DB「Symfoware」、システム運用管理ソフト「Systemwalker」、アプリケーションサーバ/SW基盤製品の「Interstage」、リモートコントロールソフト「LiveHelp」、グループウェア「TeamWARE Office」、WMS「LOMOS」、3DCAD「iCAD」、プリント基盤設計解析ツール「SignalAdviser」など、優秀なソフトウェアも多く持っていますし、レイヤー4-7スイッチの「IPCOM」も高いシェアを誇っています。業種も民間企業以外に、自治体・医療・銀行と何でもござれです。海外ではFujitsu Siemensが頑張っており、世界的な知名度も高い会社です。ちなみに、富士通は元々富士電機からスピンオフした会社で、その富士電機は古河電気工業シーメンスの合弁会社です。富士通とNECには大体どの商談でも競合しますね。気になるところとしては、2009年にHDD部門を東芝に譲渡、2010年にKDDI向け携帯電話の東芝部門の買収、2008年に半導体部門の東芝との統合の噂など、東芝と関係を深めているような印象を受けます。関連会社として、主に中堅企業のSIを担当する富士通マーケティグ(平成22年に富士通ビジネスシステムより社名変更)やアウトソーシング事業などを担当する富士通エフ・アイ・ピー、エアコンや電気カーペットといった家電以外に、中小自治体の消防や防災システムを担当する富士通ゼネラル、CEを担当する富士通エフサス、プロバイダのニフティなどが有名どころ、2012年に直営の地場販社が富士通システムズ・イースト富士通システムズ・ウエストに統合されました。
日立製作所
2008年3月期連結決算で売上高11兆円を超え、2011年3月期で9兆3000億円の連結売上を誇る総合電機メーカー(というよりもコングロマリット)の「日立製作所」です。日立と言えば、家電や重電(電力や産業機器)のイメージが強いですが、ICT系は売上の17%程度を占めており、日立の売上比率ではトップです(ちなみに、家電は10%程度)。日立製作所自身は金融系や大規模な物件のみSIを行い、それ以外の大型〜中堅物件は「日立システムズ(平成23年に日立情報システムズと日立電子サービスの合併により発足)」と「日立ソリューションズ(平成22年に日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスの合併により発足)」がSIを行い、中堅〜中小物件は日立の地場子会社(日立××ソリューションズ)や販売店がSIを行っています。CEは前述した日立システムズ(の旧日立電子サービス)が担当しています。L2/L3スイッチを製造販売している日立金属(2013年に日立電線が日立金属に吸収合併、キオスク端末の日立情報制御ソリューションズ、無線通信システムや放送映像システムを担当する日立国際電気、医療を担当する日立メディコとその子会社の日立メディカルコンピュータなど、様々なIT関連企業が存在します。ベンダーとしてはUNIXなら何でもござれですが、そのあたりのハイエンドモデルはすべて海外ベンダーのOEMであり、IBMのPowerで動くUNIX「AIX」を扱っている(たぶん)唯一の国産ベンダーです。トップシェアのシステム運用管理ソフト「JP1」、RDBの「HiRDB」、アプリケーションサーバ/SOAプラットフォーム の「Cosminexus」、グループウェア「Groupmax」、ERP「GEMPLANET」、日立情報の中小〜中堅企業向け販売管理・生産管理システム「TENSUITE」、TMS「NEUPLANET」など、S/Wも強いです。また、IBMからHDD事業部門を買収して自社のHDD事業部門と統合して立ち上げた「HGST(日立グローバルストレージテクノロジーズ)」で、世界に通用するストレージメーカーでもありますし、海外ではHPやSunにストレージをOEM供給するHDS(日立データシステムズ)が元気です。と思ったら、2012年HDD最大手のウエスタンデジタルにHGSTを売却しました。
日本電気
パソコンや携帯の知名度が高い「NEC」です。2008年3月期決算では4兆6000億円、2011年3月期は3兆1000億円の連結売上高でした。パソコンとIAサーバの売上では国内でトップのメーカーですし、産業用コンピュータも強いです。また、ビジネス向けテレフォニー市場でもトップシェアのようです。UNIXはHP-UXもSolarisも扱っていますし、メインフレームもあるようですが、Windows系ソリューションに強いイメージがあります。月周回衛星「かぐや」や「はやぶさ」に携わっていることでも有名ですね。その一方で、PC98や「地球シミュレータ」といった過去の栄光が多いような気もします。S/Wは富士通日立が持つ独自DBなども存在せず、自社パッケージが弱いような気がしますが、ERP「Explaner」、GW「StarOffice」、運用管理「WebSAM」、サービス実行基盤「WebOTX」、クラスタリングソフト「ClusterPRO」、PLM「Obbligato」、TMS「Ultrafix」などが有名です。ユニシスストラタスなどにサーバ本体のOEM供給を行っているようで、S/WやSIerとしてではなく、H/Wベンダーの方向に進みそうな気がしますが、正直何をやりたいのかよく分からない会社です。関連会社としては、PBXやPOSを担当するNECインフロンティア(旧日通工)やCEを担当するNECフィールディング、中堅企業をSIするNECネクサソリューションズ、2014年に地域SI子会社が統合されたNECソリューションイノベーターが有名どころです。半導体部門「NECエレクトロニクス」(現ルネサスエレクトロニクス)に続き、PC部門をレノボに、プロバイダのビッグローブもファンドに売却しており、景気がいいようには見えません。
デル
パソコンのイメージが強いですが、サーバも安かったりするパソコン売上世界2位の米本社の日本法人の「DELL」です。基本的に箱売体質で、DELL本体がSIに絡むことはほとんどないように思います。客がパワーユーザの場合に競合になるか、SIerが担ぐケースかのどっちかです。箱単体で見た場合、価格はとっても安いです。しかし一方でサポートはあんまりいい噂を聞かないです。「安いから買ってみたけど、サポートが糞だったからもう買わない」ということもよく耳にします。そう言えば、一時期に比べたらあまり見ないような気もします。2011年、業界初の10GbEスイッチをリリースしたことで有名なフォーステンネットワークスを買収しましたが、過去にもSIerやシステムメーカーを買収、特に近年はストレージベンダーを買収しており、今後はHPEMCの事業形態を目指していくような気がします。2012年、バックアップソフト「NetVault」を持つクエスト・ソフトウェア、ネットワークセキュリティ機器メーカー「SonicWall」、シン・クライアントのトップメーカーであるワイズテクノロジーを買収しています。2016年、ストレージ大手のEMCを約670億ドルで買収完了。「合併によってDellとEMCは、世界最大の民間統合IT企業になる」とのこと。今後、クライアント向けサービスは「Dell」ブランド、エンタープライズ事業は「Dell EMC」ブランドで提供していくそうです。ソニックウォールとクエストソフトウェアを買収してできたデル・ソフトウェアの3本柱ということですね。
日本ユニシス
日本ではSIerとして分類されることが多いようですが、かつてはメインフレーマーであり、「ES7000」など、16CPU以上のIAサーバではトップシェアの「日本ユニシス」です。通販業界や銀行など、特定業種ソリュ-ションが好調で、小売業向け本部システムの「OpenCentral」や、中小自治体向けのクラウドサービスなんて結構目にします。ハイエンドサーバ以外は普通に他社(例えばHPとか)のサーバを担いでくるのも特徴です。米ユニシスが製造から撤退し、サーバ(ES7000)をNECが、SAN(SANARENA)を日立がOEM供給しています。そもそも三井物産が日本ユニシスの大株主であり、日本ユニシスは米ユニシスから完全独立していましたが、2012年に大日本印刷が筆頭株主となっています。2007年2月に住友電工の関連会社「ネットマークス」を買収、子会社化しています。「ユニアデックス」はCEに専任、ネットマークスはN/W系SIという切り分けのようです。今後はH/WベンダーというよりもSIer色を一層より強める方向性で、H/Wは何でも担ぐようです。売上高はおよそ3000億円で、SIerとしては大塚商会NRIITホールディングスCTCと同様の2位グループの一角です。以上、NTTデータになりたい日本ユニシスの紹介でした。
日本オラクル
米本社の日本法人、データベースと言えば「Oracle」です。IBMのDB2を寄せ付けず、MicrosoftのSQLサーバの倍のシェアを獲得しています。現在ではDBに留まらず、買収したJD EdwardsとPeopleSoftのERP「OracleEBS」、CRM「Siebel」で、SAPとシェアを争っています。他には、APサーバ「Oracle Application Server」、ETL「Oracle Data Integrator」、SOA基盤「SOA Suite」なんかが有名どころです。前述した企業以外にも、様々なソリューションを持つRetekなど、数多くの企業を買収しており、「DBのOralce」から「統合ソフトウェアのOracle」へと変貌を遂げています。データベースでは、価格でも2CPU以下対応の「Oracle10g Standard Edition One」の登場により、マイクロソフトの「SQLServer」と互角となり、価格的にも選択されやすくなっているように思います。2007年、BIツールのハイペリオンやPLMのアジャイル・ソフトウェアを買収。2008年には念願のBEAを買収し、2009年4月、サン・マイクロシステムズの買収でHWも手に入れました。最近はSIも行っており、IBM・HPと並ぶトータルソリューションプロバイダーと成長しています。DWHアプライアンス「Exadata」のリリースにより、Teradataの牙城を崩すのは間違いないと思われます。2007年にパッケージソフトウェア専業の上場企業としてはじめて売上高1000億円を達成しています。
三菱電機
古くは三菱重工業から独立した三菱電機です。ITよりも、エレベーター・エスカレーターのような公共ビルシステムやFA機器、家電が代表的な商品です。IT系についてはSIを三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)が、プラットフォームとネットワークを三菱電機インフォメーションネットワーク(MIND)(2014年に三菱電機インフォメーションテクノロジーと三菱電機情報ネットワークが統合)が担当しており、また中堅中小企業をターゲットとした三菱電機ビジネスシステム(MB)が存在しており、一般的なSI案件で三菱電機本体が直接商談に絡むことはないような気がします。また、現在三菱電機ではH/Wの生産は行っておらず、NECとHPがOEM供給しているようです。三菱という旧財閥系ということで、三菱系企業では時々見かけますが、「三菱」を冠に持つSIer(例えば三菱商事の子会社「日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ」(2014年、インド財閥のタタ・グループのIT子会社と合併、この先どうなるんでしょ?)、三菱総研の子会社「三菱総研DCS」、MUFG子会社「MUIT」)との繋がりはほとんどないような気がします。「MITSUBISHI」ロゴと言えば、一時は液晶ディスプレイのような気もしますが、「MELUPS」というUPSシリーズも時々見かけます。MDISの調剤薬局システム「調剤Melphin」も有名です。前述しましたが、FA機器のトップメーカーで、シーケンサ「MELSEC」(そもそも「シーケンサ」とは三菱電機製PLCの商品名)、表示機「GOT」は製造業ではデファクトスタンダード的な製品です。意外なところ(?)で、監視カメラシステムに強く、道路監視のCCTVではトップシェアです。2014年にロゴを国内用のqmitsubishiから従来の海外用のロゴに統一しています。
東芝
総合電機メーカーの「東芝」です。2008年度3月期では7兆6000億円、2011年3月期では6兆40000億円の連結売上高でした。ITよりも、家電・重電や電子デバイス(半導体)というイメージで、日立とよく比較されますね。SI系は東芝ソリューション、箱売系は東芝情報機器、保守は東芝ITサービスといった関連会社がメインで、東芝本体がSI商談に直接参入することはほとんどないように思います。PCでは一世を風靡したノートブックのDynabookが有名でシェアも高いですし、産業用コンピュータ(東芝パソコンシステムが担当)でも高いシェアを誇っています。サーバは昔からSolarisに強く、SUNのOEMと、IAサーバは自社開発のようです。東芝は子会社にPOSレジの「東芝TEC」がありますから、「TEC」がPOSの店舗系と本部系を提案する際に、本部サーバとして東芝のサーバを見るぐらいしか接点がありません。また、周辺機器系としてはOCRなんかも結構強かったりしますし、ITとはちょっと外れますが、新聞・放送といったメディア系機器も結構強く、世界的なテレビカメラメーカーの「池上通信機」の筆頭株主でもあり、河川監視のCCTVではトップシェア、住友電工との合弁会社でCATVのトータルSIerの「ブロードネットマックス(通称:ビーエヌマックス『BN-MUX』)」なんて会社もあります。医療系では東芝メディカルシステムズが代表的です。半導体部門で日本を代表するトップメーカーであり、韓国のサムスンを猛追して・・・・ほしいです。
▲top

 サーバ・HPC系
サン・マイクロシステムズ
米本社の日本法人、Solaris(UNIX)のサン・マイクロです。HPもそうですが、富士通・日立・NECなどの国産ベンダーに限らず、外資系ベンダーもOEMで販売しており、UNIXではトップシェアです。独自SPARC機+Solarisがメインですが、最近はそうも言ってられないのか、IAサーバも出してますね。Javaを開発したのもサンマイクロですね。シービヨンド、ストレージテックの買収等頑張ってますが、赤字体質はなかなか直らないようです。が、最近やっと上向きに。そうそう、サンの社員は自社内でWindowsを使ってはいけないらしく、変わりにSunJavaDesktopSystemを使ってるらしい。が、今の時代Windowsなしでは仕事が捗らないらしく、社員は隠れてWindowsを使っているらしいです(笑) サン・マイクロのH/Wを見ると「エヴァンゲリオン」を思い出すのは僕だけでしょうか?(w 2008年にMySQLを買収しましたね。2010年6月、オラクル社に買収、統合されました。
ビジュアルテクノロジー
HPCベンダーのビジュアルテクノロジーです。メインのCPUはAMDの「Opteron」。純国産ベンダーながら、世界で最初にOpteron8Wayサーバを発売した会社です。こういう会社には頑張って欲しいですね。
日本ストラタステクノロジー
「FTサーバ」で有名なストラタステクノロジーで、米本社の日本法人です。ベンダー各社のFTサーバは、ここのOEM商品だったり技術提供してもらっているらしいです。クラスタを組むよりはFTサーバの方がアプリケーションの変更がない分、システム的には楽なんですが、FTサーバはハイエンドだと途端に高くなるんですよね・・・。ただ、通常のクラスタと比較してソフトウェアの冗長性はないものの、設計や運用が楽な面で、個人的にFTサーバには注目してます。現在はNECがH/WをOEM供給し、S/Wの開発をストラタスが行っています。
日本SGI
スーパーコンピュータやグラフィック方面に強い「日本SGI」です。「IRIX」というUNIXが有名ですね。本家はアメリカなんですが、日本SGIは米本社の業績悪化の影響から逃れるため、2001年にNEC傘下に入り、米SGIから独立した経営を行っていました。2006年5月に米SGIが破産法適用(日本の会社更生法)を申請、しかし、上記のため、日本SGIへの影響はほとんどなかった模様。ところが、2011年、米SGIが日本SGIのすべての株を買い取り、再度米SGI傘下となりました。
クレイ・ジャパン・インク
世界で唯一のスーパーコンピュータ専業ベンダーの「クレイ」です。かつての日米スーパーコンピュータ戦争のアメリカ側代表ですね。現在のクレイ社は、SGIに吸収合併→テラ・コンピュータに売却→クレイ・インクに社名変更したものです。当時ダンピング等で議会に圧力をかけたNECのスパコンを、こともあろうにOEM販売していたというすごい過去があるのですが、今は独自に開発販売しています。が、う〜む、落ち目の感は否めないですね。
日本コンピューティングシステム
時々名前を耳にする日本本社の「JCS」です。ビジュアルテクノロジーもそうなんですが、こういう小規模なH/Wベンダーさんってちょこちょこ存在しております。が、僕が担当しているエリアがローカルなためか、競合したという話も一緒にやってるっつう話も聞いたことがございません(笑) まあこういうところは、実際にやりあったり一緒にやったりしたときじゃないと、情報が取れないでしょうね。今回はそういう情報がないのですが、「名前をよく聞く」っつうことだけでアップしてみました。
覚書
HPCシステムズ」「ロジカルイフェクト」「アミュレット」「ぷらっとホーム」「サードウェーブ」「オンキョー」「ファナティック」「アプライド」「九十九電機
▲top

 ストレージ系
EMCジャパン
ストレージの雄、米本社の「EMC」の日本法人です。ストレージのトップシェア企業で,
VMwareの親会社でもあります。日本では多くのSIerに担がれており、DELLにはOEM供給しています。EMCは世界中でトップシェアなのですが、日本だけシェアが悪いそうですが、その理由は富士通のストレージ系はNetAppのOEMだかららしいということと、日立がストレージに強いかららしいのですが、どうでしょうか? ソフトウェア会社等の買収によって規模を拡大してきており、ストレージベンダーからソフトウェアを含めたIT総合企業へと変換を図っています。2010年、データドメインとアイシロン、さらにソフトウェア型DWH用データベースエンジンの「Greenplum」を買収しています。バックアップソフトの「NETWORKER」もEMCの代表的な製品です。2016年、Dellがを約670億ドルで買収完了。米「Dell Technologies」と社名変更しています。 日本は当分「EMCジャパン」らしいですが、これもいつか変わるんでしょうね。
ネットアップ
ストレージの新興企業、米本社の「ネットアップ」です。ストレージの中では特にNASに強く、EMCと同等のトップシェア企業です。価格も機能もいいらしく、多くのSIerが取り扱っていますね。あまり耳にしない会社かもしれませんが、IBMや富士通、日本ユニシスにOEM供給しています。2008年3月に米本社の社名を「ネットワーク・アプライアンス」から現在の略称「NetApp」に変更されることになりました。日本法人も「ネットアップ」に変わりました。ロゴも変更になりましたね・・・、前の方がいいのにw
日本ストレージ・テクノロジー
サン・マイクロ傘下の「ストレージ・テック」です。っつうか、サンって、最近これで稼いでいるようっすね。サンが入っているところには普通に存在してたりします。ちなみにこの会社、NASなどのディスクストレージよりの、どちらかと言うと、何百個ものテープ・カートリッジ交換スロットを備えたテープ・バックアップ装置に力を入れているベンダ^−です。2006年7月サン・マイクロシステムズに統合完了
ONStorジャパン
NASゲートウェイを販売している米本社の日本法人「ONStorジャパン」です。NASゲートウェイとはストレージなしのNASであり、ストレージベンダー各社が提供するストレージと組み合わせることによって、NASとしての機能を提供するもので、ストレージベンダーに拘ることなく利用が可能です。ただ、同製品のターゲットはミドルレンジ以上であり、ストレージとの接続インターフェイスはファイバチャネルのみですが、今後はiSCSIやSASにも対応するかもです。NASゲートウェイ専業としては最大のベンダであり、要注目です。2009年、LSI(日本法人「LSIロジック」)に買収されました。
3PARdata
ハイエンドからミッドレンジをカバーするストレージベンダの米「3PAR」の日本法人です。EMC、NetAppに続くストレージベンダとして米では著名ですが、日本ではこれからといったところですね。2010年、HPに買収されました。
ドットヒルシステムズ
Sun Microsystems社をはじめ多くの企業にOEMでストレージ製品を提供しているらしい「ドットヒル」です。約20年近くの実績を持っておりますが、OEM中心だったせいもあり、日本での知名度はあまりないですね。2016年9月現在、日本法人はあるようですが、日本語サイトが消えてますねぇ。
ブロケード コミュニケーションズ システムズ
SANスイッチで業界トップを走る「Brocade」の日本法人です。IBM、HP、EMC、デルや、国内メーカーの富士通、日立製作所、NECなどにOEM製品を供給し、「SANスイッチ」という分野ではトップシェアだと思います。最近はFAN(File Area Network)ソリューションに力を入れており、1995年にアメリカ本社が設立された若い企業ですが、個人的に注目しています。2008年、ファウンドリー・ネットワークスを買収、統合しました。
アイシロン・システムズ
「クラスタ・ストレージ」という、物理的には複数のストレージ・デバイスでありながら、ネットワーク上では単一のシステムとして認識される、NASの操作性とSANの性能を併せ持ったストレージ・システムの分野において、先頭を走る米「アイシロン・システムズ」の日本法人です。日本法人設立は2005年で、まだ日本市場ではこれからの存在です。2010年、EMCに買収されました。
データドメイン
EMCNetAppで激しく争われ、結局EMCに買収された米「Data Domain」の日本法人、仮想テープライブラリのトップ企業です。仮想テープライブラリはデータサイズを平均で20分の1に圧縮できるため、ディスクシステムでも容量単価はテープ並になるようで、テープシステムに代わるバックアップ/リカバリーシステムとして注目されていますが、まあ大企業やIDC向けのニッチな製品です。仮想サーバを使用したサーバ集約化・一元化が進んでおり、それのバックアップ版といった感じですかね・・? 個人的に注目しています。2010年、EMCに統合されました。
アバゴ・テクノロジー
アナログ半導体メーカーの米/シンガポールAvago Technologies(アバゴ・テクノロジー)です。2014年に米LSIコーポレーションを買収していますが、その米LSIは2009年にNASゲートウェイ専業の「ONStor」を買収しています。アバゴの日本法人があるのか、そもそもONStor製品を継承して販売しているのかも不明です。ここ数年ほど見たこともないし、このまま消えていくような気がします。
ニュータニックス・ジャパン
ハイパーコンバージドインフラストラクチャの米nutanixの日本法人です。その「ハイパーコンバージドインフラストラクチャ」ですが、要するに、サーバー・ストレージ・ネットワーク・仮想化ソフトウェアや管理ツールなどがパッケージ化された一体型製品のことです。従来は、サーバやストレージなどのメーカーがバラバラでSIerが組み合わせて販売していましたが、当然メーカーサポートもバラバラであり不便さがありましたが、ハイパーコンバージド製品はそれは払拭するものです。米Nutanixはその代表的なベンダーです。さて、どうなることやら・・・
▲top

 PCクライアント系
パナソニック
ご存知、「Panasonic」です。軽量ノートPCの元祖「Let's NOTE」が、結構企業に導入されています。「高価だけど、軽いから」とはよく耳にする言葉ですが、他社軽量モデルよりはいい値段で持ってきてますね。同じくノートPCで、強度に優れた「ToughBook」も有名です。それ以外ではバーコードリーダなんかも時々競合します。知らなかったんですが、サーバはHPを扱っているんですね。SIはパナソニックITソリューションズ(2014年、富士通に譲渡されました)、パナソニック ソリューションテクノロジーが行い、ネットワークカメラなどN/W系はパナソニック システムネットワークスがやってます。2008年10月に社名を「松下電器産業」から変更しました。2011年に三洋電機を完全子会社化しています。
レノボ・ジャパン
中国のLenovoグループとIBMのPC事業との統合により2004年に誕生した新生レノボです。Windowsが稼動するPC/AT互換機は、そもそもIBMが仕様公開することによって生まれました。つまり、この仕様公開がオープン化の先走りだったんですね。そんなIBMがPC事業から撤退するんですから、世の中分かりませんよね。レノボ買収後はIBMユーザからの恨み節をよく耳にしたものです(笑)2006年に本社をアメリカに移転していますが、レノボの持株会社(レジェンドHD)の筆頭株主は中国政府機関という、ややこしい会社です。IBMからの買収当初は、「IBMやIBM販社はこのPCを売っているのか?」と思うほど、あまり見ることがありませんでしたが、最近(2014年)はDELL、HPと並んで、普通に目にする外資系PCになりました。
ユニットコム
パソコン工房」で有名な「ユニットコム」(旧社名アロシステム)です。「パソコン工房」以外にも「TWOTOP」「FAITH」というショップを持っています。ここのPCはいわゆる「ショップ製PC」とか「ホワイトボックスPC」と言われているやつですが、「壊れたら自分ところで直す」「とにかく安い奴が欲しい」「PCの重要度は高くない」という場合に選択されるケースがあり、なかなか侮れません。この会社の売上が2006年3月度で500億円近いことからもそれが分かると思います。同じくショップ製PC大手のMCJと経営統合し、現在はMCJの連結子会社となっています。ついでに言うと、MCJは元々マウスコンピューターであり、MCJ傘下にはマウスコンピューターの他に、液晶ディスプレイで有名なiiyama(2008年にマウスコンピューターに吸収合併)などがあり、グループを形成しています。
Gateway
過去(2001年8月)に日本市場から撤退した米パソコンベンダー「ゲートウェイ」です。というか、その後2004年2月に「eMachines」を買収・統合したのですが、遡ること2002年から九十九電機がeMachinesの販売を日本国内で行っていた関係上、「Gatewayモデル」としてではないですが、「eMachinesモデル」として日本市場での販売活動を再開していたんですね(知らなかったw) で、2004年12月にGatewayブランドとして日本市場再参入しているというわけです。が、結局Gatewayは見ないですが、eMachinesはネカフェなどで時々目にします。ちなみに競合したことも担いだこともないです。2009年にacerに売却、吸収され、現在はブランド名のみ残っている状況です。
日本エイサー
台湾本社のPC製造企業の日本法人です。日本ではあまり知名度はありませんが、PC製造会社として欧米を中心に全世界でHP、DELLに次ぐ3位のシェアを持っています(2007年1月〜3月現在)。ただ日本では、NEC・富士通など国内メーカーの優勢の前に苦戦しており、あまり目にすることはありません。PC以外にサーパーやPDAも開発販売しており、今後日本でもシェアが拡大されるかもしれませんね。Gatewayを2007年12月をメドに買収するようです。 そのGatewayeMachinesを吸収していたりします。ややこしい・・・。
ソニー
いろんな意味で日本の電機業界を代表する企業、「ソニー」です。コンシューマ向けがメインですが、最近あんまり元気がないような気がしますね。ビジネス向けでは最近法人向けのVAIOを時々目にします。まだまだビジネス向けは弱いですが、日本企業やDELL・hpに比べると斬新かもしれません。また、監視用のネットワークカメラやビデオ・オーディオ系にも強く、専用端末を使用したビデオ会議システムのシェアも高いです。売上は2008年3月期で9兆円弱で、日立・松下に次いでいます。ソニーグローバルソリューションズというSI子会社を持っていますが、ソニーグループへの内販がメインのようです。
▲top

 特殊クライアント系(POS、シンクライアントなど)
日本NCR
POSレジが百貨店やスーパーなどに結構入っている、レジメーカーとしては老舗の米「NCR」の日本法人です(そもそも「National Cash Register」の略です)。汎用機やパソコンをやっていた時代もあり、「NCR-UNIX」という独自のUNIXも持っていましたが、現在はすべて撤退しており、UNIXはサン・マイクロのSolarisを売っていたりします。ソリューション系は金融業と流通業に特化しており、H/Wでは流通系のPOS端末の他に、金融系では関連会社の日本ATMを通じてATM等の製造も行っています。米本社を含むグループ総売上高は60億ドルですが、日本法人は500億円です。TeradataっつうDWHが有名でしたが、2007年に分社化しています。1884年に創業された長い歴史を誇る会社ですが、今後どうなるんでしょうか?
東芝テック
POSレジなら、安くて高機能の「TEC」です。社名の通り東芝系で、子会社・・というよりは兄弟会社のようです。POSレジだけに限って言えば、ぶっちぎりのトップシェアです。POSレジはスーパー、コンビニ、量販店など、ありとあらゆるところで目にしますが、百貨店や専門店やホームセンターは若干弱いかもしれません。また、外食系ではPOSを含めたOES部門でも高いシェアを誇っています。TECはカスタマイズに弱い反面、ノンカス時の充実度は非常に高く、かつ安価です。そのせいか、POS端末商談の時は強気なのに、販売管理が含まれると途端にテンションが下がっているような気がします。また、ラベルプリンタでもサトーに次ぐシェアを獲得しているのですが、東北リコーからバーコードラベルプリンタ部門を買収しAIソリューションズ(現東芝テックソリューションサービス)を設立しています。余談ですが、前いた会社では「事務コン帳作」(販売店サイトに繋がります)と競合してました。POSレジベンダーということで目立ちませんが、連結売上が5000億円のSIerでもあります。2012年、米IBMのPOS事業を買収すると発表しました。
寺岡精工
10店舗未満の小規模なスーパーチェーンなどで時々POSを見かける「寺岡精工」です。そもそもは「はかり」系がメインの会社で、同業のイシダと激しいトップ争いを繰り広げています。POSの分野では低価格化により、シェア拡大しているように思います。また、商品群を見てると、一般小売業よりももっとニッチな業種に狙いを絞っている気がしますし、それで差別化を図っていると思います。例えば、GOTとPOSを足して二で割ったようなPOSとか。他にはラベラーや電子棚札などを見かけます。
シャープ
「目の付けどころが、シャープでしょ。」のシャープです。2011年にえらいこっちゃになり、2016年に台湾に本拠を置く鴻海(ホンハイ)精密工業が3分の2弱の株式を取得し、日本の大手電機メーカーとしては初の外資傘下の企業となり、大阪市阿倍野区から堺市に本社移転しています。IT業界ではPOSレジをちょくちょく見かけますし、シャープビジネスソリューションがIT系を担当している子会社のようで、リテール系のPOPや電子棚札が得意で、ホワイトボード型大型ディスプレイ「BIGPAD」を見かけます。PCは自社製の「Mebius」ってのがありましたが、デスクトップはHP、ノートは富士通かHPを担ぐようです。他には、携帯電話や携帯端末と、液晶ディスプレイのデジタルサイネージ、RFIDタグのメーカーでもあります。意外なところでコピー機ですが、光通信系子会社が、独立系ディーラーとして日本一の販売量を誇っており、トップ3(キヤノンリコー富士ゼロックス)に続くシェアを確保しています。個人的には対サムスンとして頑張ってほしい会社でしたが、残念です。断言してもいいですが、終わりの始まりはこれです。他の日本メーカーにはこれを教訓に、韓国企業には甘い顔をせず、いつか恩を返してくれる・いつかは分かり合えるなどと思わず、断固として徹底的に潰すつもりで戦ってください。日本の甘い常識は通用しない人たちですよん。
コンテック
マテハンメーカー大手ダイフクの子会社で、FA用デバイスやモジュールなどの電子機器製造業「コンテック」です。IT系では産業用コンピュータや、無線アクセスポイントを中心としたネットワーク機器を製造し、その分野の商談では頻繁に登場する会社です。OEMで他社に製品を提供したり、また、SIも行っており、自動車産業などを得意としているようです。
ワイズテクノロジー
クライアント端末の製造・販売を行っている米「ワイズテクノロジー」の日本法人です。現在はシンクライアントソリューション専門となっており、シンクライアント端末を様々なベンダーにOEM供給もしているようです。シンクライアント端末はサーバ製品と同時導入されることが多い中で、高いシェアを誇っています。安価であり、起動が早く、設定が容易で高セキュリティ性と、評価も非常に高いです。2012年、デルに買収されました。
JBアドバンスト・テクノロジー
JBCCホールディングス傘下の「JBAT」です。プリンターやシンクライアントをはじめとしたHW製品の製造販売を行ってきた「アプティ」と、JBCCのSW・技術部門の統合によって2008年に誕生した企業です。最近はシンクライアント端末の評価が高いようです。
エルザジャパン
コンシューマ向けグラフィックボードメーカーとして、またワークステーション用グラフィックボード「NVIDIA Quadro」の販売店として名高い「ELSA」ですが、「ELSA VIXEL」という3DCADのシンクライアント対応ソリューションを製造・販売しております。元々はドイツELSA社とテクノロジー・ジョイント社の合弁でしたが、現在はテクノロジー・ジョイント社の完全子会社となっています。
TBグループ
レジスターやPOSシステム、デジタルサイネージ製品などが代表的な「TBグループ」です。2011年に「東和メックス」から名称変更しています。時々POSじゃない単レジを見かけます。
ミントウェーブ
シンクライアント端末を代表的な製品として持つ「ミントウェーブ」です。電力会社向け電機機器メーカーである東光高岳の100%子会社です。シンクライアント端末はHPOracle(旧サン・マイクロ)日立NECという大手が強く、その大手をミントウェーブやワイズテクノロジーJBアドバンスト・テクノロジーが追いかける展開です。
アドバンテック
台湾本社の日本法人「アドバンテック」です。産業用PCや様々な組込み用ボード・ネットワーク製品、タッチパネルPCを世界各国で製造・販売しています。余談ですが、「アドバンテック」という名を冠した会社ってとても多いです。
▲top

 携帯端末・HT・PDA系
アップルジャパン
MacOSXの米Appleの日本法人です。以前は「アップルコンピュータ」でしたが、「アップル」に社名変更しました。Macですが、CPUをIBMのPowerPCからIntelに変えました。あれだけPowerPCの優位性を嫌というほど宣伝していたのに、Intelに変更して大幅スピードアップしています。今ではとうとうMacでWindowsも稼動するようになってしまいました。まあ、iPod・iPhone・iPadという儲け口ができましたから、赤字しか生まない従来のMacはもう必要ないんでしょう。最近はビジネスでiPhone/iPadを使用するケースもチラホラ見かけるようになり、Macというよりは携帯端末メーカーに変わってきているような気がします。ただ、出す製品ほとんど全てがあまりにもプロプライエタリ過ぎちゃって、Appleだけ未だに昔に生きているような気がするのですが、不思議なことにそれは誰も指摘しないんですよね(w
カシオ計算機
電卓・Gショックで有名な「CASIO」ですが、ビジネス系としてはPDAやハンディターミナルに強く、H/Tではキーエンス・デンソーウェーブと激しいトップ争いを繰り広げています・・・が、H/Tについてはカシオは大口ユーザーしかやらないイメージが強く、小口で提案することはほとんどありません。また、ホームセンターなどで時々POSレジを見かけますが、POSレジに関して言えば、「必要最小限の機能しか持たない安価なPOS」という分野で強く、最近は「ネットレジ」をときどき見かけます。ソリューションの分野では、人事システムで中堅企業向けトップシェアの「ADPS」を持っています(2009年にカシオヒューマンシステムズに分社化)。また、子会社のカシオ情報機器が販売している個人企業向けビジネス専用機「楽一」も有名です。他にはカラーページプリンタなんかもやってますね。ちなみに社長の名前が「樫尾さん」だったりするのですが、知ってました?
フルノシステムズ
finpad」という無線LAN付きのハンディターミナルを早くから販売している会社です。親会社は魚群探知機を開発したことで有名な古野電気です。ちょっと前の、OSにI-TRONを使っているちょっと変わった色をしたH/Tは一度見ると忘れません(現在はLinuxベースのようです)。安くはないですが、MORSという通信ミドルウェアを使用して、H/T専用の無線LAN網を構築し高品質な製品を提供する、無線H/Tのパイオニアとして知名度が高いです。フォークリフト端末なんかも持ってますね。
キーエンス
FA用センサ、計測機器、自動制御機器などの開発および製造、販売がメインの大阪本社の「キーエンス」です。センサーに強い会社ということもあり、比較的高価ですが高品質かつ高性能なハンディターミナルを提供しており、安売りに走りつつあるIT業界の中で他社と差別化を図っています(とはいいつつ、結構値引いてくれますが)。上部で「製造」と書きましたが、研究開発は行うものの工場を持っていない、いわゆる「ファブレスメーカー」の代表的な存在です。また、飛び抜けて給料のいい会社(30歳代で1300万円超と言われれる)としても有名ですね。システム機器としては珍しく、いわゆる「保守契約」がありません。壊れたら代替機を当日出荷して、修理品は実費で行うというやり方です・・・が、結構賛否両論があるようです。
デンソーウェーブ
バーコードリーダ、ハンディターミナルを提供しているデンソーウェーブ。ご存知デンソーの子会社ですが、デンソーは愛知県刈谷市本社なのに対し、デンソーウェーブは東京本社です。QRコードはデンソーが開発し、デンソーウェーブの登録標章となっています。商品は品揃えもよく比較的安価で、カシオやキーエンスと比較して、僕的にはH/Tメーカーとして一番安心して取り扱える会社であり、「困った時のデンソーウェーブ」です。
モトローラ・ソリューションズ
かつては世界における携帯電話のトップシェア3社の1社であった米「モトローラ」がモトローラ・ソリューションズとモトローラ・モビリティに分割されて生まれた会社の日本法人です。ちなみに他の2社は「ノキア」と「サムスン」です。が、このサイトでは、耐久性に優れたバーコードリーダーメーカーとして分類したい・・とは言っても、そのバーコードリーダーも「シンボルテクノロジー」を買収したからなんですけどね。モトローラは今でこそ携帯電話メーカーみたいになっていますが、元々はCPU系半導体メーカーとして有名になった会社で、僕も前職でMC680X0系のCPUを搭載したUNIX機を販売しておりました。ちなみに現在は「フリースケール・セミコンダクタ」が半導体部門として分離独立しており、IntelMacの前にアップルがリリースしていたPowerMacのPowerPCというCPUを、IBM、アップルと提携して開発していました。・・・という会社なので、ここに分類するのは気が引けましたが、現在の製品群はHT、バーコードリーダ、PDA、RFIDがメインです。2011年にコンシューマ向けのモトローラ・モビリティ(2011年にグーグルが買収と発表)と、ビジネス向け製品のモトローラ・ソリューションズに分社化しております。無線アクセスポイントも高いシェアを誇っています。
アルフ
ほぼハンディターミナル専業の「アルフ」です。正直言って、あまり目にするメーカーではありませんが、病院に設置してある再来受付機なども製造・販売しているようで、医療系にノウハウを持った会社のようです。現在は東邦薬品の持株会社「東邦ホールディングス」の子会社です。
HTC Nippon
台湾に本社を持つスマートフォン・PDAメーカーの日本法人です。Windows MobileやGoogle製のスマートフォン用OSのAndroidを搭載したPDAやスマートフォンを発売しており、日本ではNTTドコモ・au・ソフトバンクモバイル・イー・モバイルといったキャリアにPDA型携帯端末を供給しています。カメラや無線LAN・Bluetoothが搭載された高機能で安価な携帯電話がWindows化したことで、従来PDAやHT、または融通の利かないauのBREWで行っていた業務のWindows携帯電話化が進むと思いますし、それを考えた場合に真っ先に思い浮かぶWindows携帯端末が「HTC」です。
ブラックベリー
欧米のビジネスマンを中心に広く使われている大ヒットスマートフォン「BlackBerry(ブラックベリー)」のリサーチ・イン・モーション(RIM)の日本法人です。2013年に「ブラックベリー」に社名変更しています。カナダ本社。世界で130カ国以上3,200万人以上が利用していると言われており、日本ではNTTドコモが販売しております。日本でも外資系企業を中心に使われているようで、最近は日本法人でも時々見るようになりました。BlackBerryは多機能ながら手軽であり、特にPush型メールが好評で、企業向けソリューションやアプリケーションも豊富、日本市場を攻略できるか注目していましたが、世界中でiPhoneやAndroidに押されに押され、今ではすっかり虫の息です。たぶん、日本市場から撤退していると思います。
ハネウェルジャパン
米本社の多国籍企業、「Honeywell」の日本法人「ハネウェルジャパン」です。電子制御システムや自動化機器をメインに製造販売している会社ですが、IT系としては2008年に買収したメトロロジック、ハンド・ヘルド・プロダクツから引き継いだバーコードリーダ/ハンディターミナルを取り扱っています。Bluetoothを持ち、かつ書籍OCRが読めるバーコードリーダはここしか取り扱っていないと思います。イメージャーという会社がHoneywell Scanning and Mobility部門の日本総代理店のようです。
▲top

 バーコードリーダ・他インプット系
ウェルキャット
バーコードリーダー・RFIDリーダー専業の「ウェルキャット」です。小さい会社ですが、安くていい製品を供給してます。ちなみに、USB接続のレーザースキャナで、一式25,000円以下ですね。れっきとした日本企業ですよ。
オプトエレクトロニクス
埼玉県蕨市に本社を置くバーコードリーダ・ハンディターミナル専業メーカーのオプトエレクトロニクスです。どちらかというと、機能を絞った安価な商品が多いようです。NTTドコモから業務用スマートフォンハンディターミナルをリリースしています(2010年12月現在)。
ワコム
ペンタブレットで世界的にも独占的なシェアを持つ「Wacom」です。ちなみに本社は埼玉県です。CAD関連の製品も得意のようです。
プリマジェスト
イメージ情報の処理に関するハードウェアおよびソフトウェアの開発・製造・販売・保守を行う会社で、OCRを含む『高速データ入力装置』では世界的にトップシェア企業の「プリマジェスト」(旧「バンクテック・ジャパン」、2011年に社名変更)です。元々は米バンクテックの日本法人として設立したため外資系の位置づけでしたが、2002年にMBOにより独立。よって、現在は日本企業の位置付けで、資本関係も解消したため、社名変更に至ったとのことです。
ウェルコムデザイン
バーコードリーダ系の製品を広く取り扱っている「ウェルコムデザイン」です。神戸が本社の会社です。自社製品もありますが、デンソーウェーブ製品や日本シンボルの製品など、いろいろ取り扱っています。
セイコーインスツル
セイコーグループのデバイス製造メーカーの「SII」です。エプソンの兄弟会社です。「セイコー電子工業株式会社」→「セイコーインスツルメンツ」を経て現在の名称となっています。SIIはデバイス系の他に、外食のOES(オーダーエントリーシステム)に強く、外食系ではよく目にします(注文を聞く店員さんが持ってるHT端末です)。たぶん、OES端末って、SIIとTECNECインフロンティアしかやってないんじゃないかな・・・。
PFU
オートシートフィーダー式イメージスキャナーでトップシェアの「PFU」、本社は石川県かほく市です。他にもキオスク端末などが代表的な製品です。社名は、パナソニック(2005年3月迄大株主)のP、ファコム(かつての富士通のコンピュータブランド)のF、USAC(内田洋行の情報システムブランド)のUからとったものだそうですが、現在は富士通の100%子会社です。
マーストーケンソリューション
マーステクノサイエンスと東研が平成24年に合併して誕生した会社で、パチンコ・パチスロ関連の周辺機器メーカー「マースエンジニアリングの子会社です。東研時代から引き継ぐ主にバーコード、二次元コード、X線顕微鏡検査装置の電気機器メーカーで、特に工場用バーコードシステムを非常に得意としています。
▲top

 ディスプレイ・デジタルサイネージ系
ベンキュー ジャパン
台湾本社でエイサーから独立した「BenQ」です。日本ではあまりメジャーではありませんが、液晶ディスプレイが安いです。PCの価格を落としたい時に選択するディスプレイの一つですが、日本での知名度が低いため、客先不安もあり、あまり持って行ってないのが現状です。
EIZO
アイ・オー・データと同じく石川県に本社を置く、「EIZO」ブランドの高品位液晶ディスプレイ専業ベンダーの「EIZO」です。2013年に「ナナオ」から社名変更しています。価格.comなどを見てもらうと分かりますが、一般的な液晶ディスプレイと比べてもかなり高価です。で、この高価だが高画質・高品質のディスプレイをどこで使うのかというと、DTPの分野や高解像度を必要とする医療の場、または例えば「レクサス」では商談コーナーにEIZOのディスプレイを設置しています。というか、高品位液晶ディスプレイの分野ではEIZOはデファクトスタンダード化しているのではないでしょうか? その分野では普通に目にします。
タッチパネル・システムズ
タッチパネルのトップ企業であるElo TouchSystems(イーロ・タッチシステムズ)の日本法人「タッチパネル・システムズ」です。名前の通り、タッチパネル関連製品の専門会社です。PCに接続して使用するタッチモニターでは必ず名前の挙がる会社です。ロゴである「タイコエレクトロニクスジャパン」の一員です。結構安いんですよ、ここ。
デジタル
タッチパネル表示器(いわゆるパネルコンピューター)を1989年に世界で初めて製品化した会社で、トップべンダー「デジタル」、大阪本社です。パネコンはFAやマテハンなど工場や倉庫で目にする機会が多く、デジタルの製品はシーケンサとの連動ができるI/Oを持つ製品も多く、そちらの需要が多いと思われます。会社名は「デジタル」ですが、一般的過ぎるため、特に海外拠点で「Proface」という名称が使われているようです。2002年にフランスに本社を置く、シュナイダーエレクトリックと事業提携を結び、シュナイダーグループの一員です。
LGエレクトロニクス・ジャパン
韓国のLGエレクトロニクス(旧称:LG電子)の日本法人です。韓国内ではサムスン電子に次いで大きい電機企業であり、LGグループの中核をなす総合家電、情報通信メーカーですが、日本では携帯電話とモニターぐらいでしょうか? モニターはパソコン工房ドスパラといった主にコンシューマ向けのホワイトボックスPC用に安価なディスプレイとしてLGを取り扱うことが多いようです。ま、ディスプレイですから壊れることもなかなかないですし、安ければいいじゃん的な会社では時々目にしますよ。
メイコーテック
電子回路基板のトップメーカー「メイコー」の子会社、2011年に「メイコー」から分社化した「メイコーテック」です。デジタルサイネージの周辺機器(マルチビジョンシステムの映像拡大装置、スイッチャー、コンバータなど)のトップメーカーです。
クイックサンプロダクツ
代表的な製品が、なくなりつつある小型液晶モニタ(7〜10インチ)の「クイックサンプロダクツ」です。日本の小規模な会社ですが、こういうニッチな製品は本当に助かります。
ピーディーシー
パナソニック系のデジタル映像トータルソリューション企業である「pdc」です。「pdc」とは「Panasonic Digital Communications」の略です。デジタルサイネージシステムが代表的です。
日本サムスン
韓国最大の財閥、サムスングループの中核企業「サムスン電子」の日本法人です。サムスンと言えば、液晶ディスプレイや半導体、そして携帯端末が有名ですが、日本サムスンの取り扱いは主に半導体とディスプレイ製品で、スーパーやホテルの電子広告でディスプレイ製品を目にするケースが増えてきました。なお、白物家電は2000年に、薄型テレビなども2007年に日本から撤退しています。また、スマートフォンや携帯端末(GALAXY)は、ややこしいことに日本サムスンを経由しておらず、サムスン電子から各携帯キャリアに直接販売されているようです。日本のニュースでは「サムスン絶好調」の報道が多いですが、結局日本企業の後追いで、著作権の意識が低く、決算も粉飾が疑われますし、韓国政府が支援していることもあり、結構眉唾な会社だと思っています。まあ、こういうところが韓国らしいのかもしれませんが・・。
▲top

 アウトプット系
セイコーエプソン
「EPSON」です。セイコーグループ中核3社の中の1社で、本社は長野県諏訪市です。キャノンとシェアを二分するインクジェットプリンタが代表的ですが、僕的には時々見かけるPOSレジ・・・でもなく、レーザープリンタでもなく、実はサーマルレシートプリンタのようなPOS系の周辺機器だったりします。PCは孫会社のエプソンダイレクトがインターネット直販で扱ってますが、ビジネスシーンではほとんど見たことはありません(ちなみに、エプソンダイレクトはエプソン販売の子)。プロジェクタのシェアは高いようです。コンシューマ向けのデータ通信カードや電子辞書は同じセイコーグループの「SII」が取り扱っています。中小企業向けの会計ソフトの「応援」シリーズもありますが、その中でも固定資産管理の「減価償却応援」はときどき耳にします。
キヤノン
あんまり競合しないCANONです。IT系でキヤノンと競合するって言ったら、プリンタぐらいしかないと思うんですが、どうでしょうか? 「日本語における正式な表記は、「キヤノン」であり「キャノン」ではない(写真業界では富士フイルムと並んで広く知られている。他にはシヤチハタなどが存在する。いずれも戦前からの企業である)。これは文字デザイン上の理由とされている。 」((Wikipediaより)・・・僕は最近知りました(笑) IT系での取引や競合はキヤノン本体ではなく、販売会社であるキヤノンマーケティングジャパン(旧キヤノン販売)か、キヤノンITソリューションズが多いです。
サトー
ラベルシールプリンタの業界最大手の「サトー」です。ラベルプリンタに関連する自動ラベル貼付機器やRFIDやスキャナなど、ラベルプリンタに様々な商品を絡めて、その分野で非常に強いポジションを持つという見本のような企業です。ただ、「佐藤さん」という名のつく会社が多すぎて、どれがどれだがよく分からなくなります(笑) 2011年にホールディングス化しています。
グローリー
一般的には両替機や券売機で目にすることの多い、兵庫県姫路市本社の「グローリー」です。スーパーのPOSレジの釣銭機のパイオニアであり、大きなシェアを持っています。最近はPOS商談において釣銭機はある意味必須なのですが、釣銭機は初期費用に比べて保守費用が高いんですよね・・・・。
リコー
複写機系では「キャノン」や「富士ゼロックス」と並ぶ大手の一角の「リコー」です。少し以前はコピー機はIT系と住み分けができていたんですが、最近は複写機が複合化していることもあり、ドキュメント管理ソリューションなどでは結構ガチンコですね。また、レーザープリンタ系ではよく競合しますし。リコーは直系の地域販売法人がPCやセキュリティ系のサブシステムを扱っていることもあり、よく競合します。また、日立のプリンタ事業を買収したり、IBMからもやはりプリンタ事業を買収したり、かなり積極的に動いています。2010年、直系地域販売法人が統合され、リコージャパンが設立されました。
イーソル
組み込み系ソフトがメインの「イーソル」です。eT-KernelというRTOSが組み込み分野で結構使われていますね。それ以外にもH/Tやスキャナなどをやってますが、実は車載用指定伝票プリンタというニッチなところでNo.1シェアだったりします。
富士ゼロックス
富士フイルムと英ゼロックス・リミテッドの合弁会社で、富士フィルムホールディングスの連結子会社となっている「富士ゼロックス」です。最近は「Apeos」というデジタル複合機とファイルサーバを直接相互連携させるドキュメントソリューションでCM広告をよく見ますね。コピー機の分野ではキヤノン、リコーに続く三番手で有名ですが、IT系でもレーザープリンタを富士通とNECにOEM供給しており、プリンタとして知名度は低いですが、実は結構なシェアを持っています。文書管理アプリケーションの「DocuWorks(ドキュワークス)」もよく知られていますね。SI系の子会社として「富士ゼロックスシステムサービス」と「富士ゼロックス情報システム」を持っています。
ブラザー工業
「ミシン」のイメージが強い名古屋本社の「ブラザー工業」です。実は売上の70%前後がコンシューマやSMB向けのプリンター、複合機、FAXです。また売上の80%前後が海外であり、日本国内より海外のほうがブランド力が強く、かつ、OEM供給元として表に出ない「縁の下の力持ち」企業です。例えば、キングジムのテプラがブラザーのOEM製品だったりします。エンタープライズ領域への進出が命題のようですが、どうなりますかね。
ローレルバンクマシン
硬貨計算機、紙幣計算機など、主に通貨の計数・整理・入金などを自動化する通貨処理機の製造、販売及び保守サービスを行う企業である「ローレルバンクマシン」です。リテール系でPOSレジと連動した自動釣銭機を提供している会社です。グローリー社のライバルという位置づけの会社(?)ですが、自動釣銭機に限って言うとグローリー社よりもかなりマイナーです。
デュプロ
用紙を扱う装置を幅広く扱っている大手機器メーカーで、レーザープリンタ(デュプロでは「デュープリンター」と言うらしい)、メールシーラー、マルチラベラー、新聞広告丁合機、紙折機が主力です。・・が、以前客先で見かけたのが、「連続フォームバースター」と言われる連続紙を切り離してくれる機械ですね。
シード
プリンタなどのアウトプット製品の受託設計を得意とする「シード」、名古屋の会社ですが、車載プリンタで有名な会社でもあります。その車載プリンタですが、食品メーカーでは結構使っているところが多いような気がします。・・・というか、車載プリンタって、こことイーソル以外にどこかあるんでしょうか?
▲top

 UPS
エーピーシー・ジャパン
コンピュータ用無停電電源装置(UPS)で圧倒的なシェアを持つ「APC」の「エーピーシー・ジャパン」、米本社の日本法人です。特にサーバ製品において、メジャーメーカーになればなるほどUPSはAPCを構成に入れています。電源管理ソフトウェア「PowerChute」も代表的製品です。ちなみにAPCとは「American Power Conversion」の略です。2011年、シュナイダー・エレクトリックに買収されました。
オムロン
京都が本社の「オムロン」です。コンシューマには体脂肪計や血圧計、体温計などの健康器具で有名ですが、メインはPLCやセンサといった制御機器や、リレーやスイッチなどの電子機器です。IT系では組込用PCの他に、パソコンに使用するUPSで有名です。他にも自動改札機や、日立との合弁会社の「日立オムロンターミナルソリューションズ」(日立のグループ会社扱い)の「Leadus(リーダス)」というコンビニで結構目にするATMが有名です。また、RFIDリーダ・ライタでも高いシェアを誇っています。外販SIerとして、日本語入力システム「Wnn」を開発販売している「オムロンソフトウェア」があります。
TDKラムダ
電源専業メーカーの「TDKラムダ」です。「デンセイ・ラムダ」から2008年10月に社名変更しました。名前の通り、TDKの完全子会社です。スイッチング電源が主ですが、UPSも幅広く扱っており、安価な1000VAレベルのUPSを時々目にします。2010年、そのUPS部門を富士電機システムズ(現富士電機>へ譲渡しています。
ユタカ電機製作所
電源装置メーカーの「ユタカ電機製作所」です。ITでは主にUPSを取り扱っていますが、IT系で目にすることはあまりないように思います。2006年に新日鉄(現新日鉄住金から分社化した新日鉄マテリアル(現新日鉄住金マテリアルズ)グループだったようですが、現在はバイアウトファンドである日本産業パートナーズが株主のようです。
サンケン電気
埼玉県新座市に本社を置くICやトランジスタなどの電気機器メーカー「サンケン電気」です。IT系ではUPSが代表的な製品です。
山洋電気
ファンやサーボモータを製造販売する「山洋電気」です。ITの分野ではハイブリッド型無停電電源装置などのUPSが代表的な製品です。ちなみに三洋電機とは全く関連がないそうです。
富士電機
古川グループの重電機メーカーの富士電機です。自動販売機をよく見かけますね。IT系では2010年にUPS部門TDKラムダから譲渡されています。元は古河電気工業とドイツのシーメンスが資本・技術提携を行い設立した会社です。富士通の出身母体でもあります。
シュナイダーエレクトリック
コンピュータ用無停電電源装置(UPS)で圧倒的なシェアを持つ「APC」の「シュナイダーエレクトリック」、フランス本社の日本法人です。2011年にAPC社を買収しました。世界におけるエネルギーマネジメントのスペシャリストとして100カ国以上で、公共事業、インフラ、産業・機械製造、ビルディング、データセンター、ネットワーク、さらには住宅用アプリケーションまで、多様なマーケットを網羅した統合ソリューションを提供する巨大企業です。
▲top

 周辺機器系・その他HW
アマノ
タイムレコーダーで圧倒的なシェアを持つ「アマノ」です。最近では自動清算パーキングのあの黄色い清算機がアマノ製だったり、また業務用の掃除機や路面清掃機なんてよく見かけますね。ITでは就業管理システムを提案する際にタイムレコーダー部分で「アマノ」を担いだり担がれたりするケースが多いですね。また、「Time Pro-get」という就業管理ソリューションで高いシェアを握っています。
バッファロー
名古屋本社の「バッファロー」は「メルコホールディングス」の主要企業です。一般コンシューマ向けとしてネットワーク機器やストレージデバイス(MOやDVDなど)、メモリで有名ですね。僕がビジネスで担いだことがあるのは液晶ディスプレイとTerastationぐらいですが、液晶ディスプレイに限って言えば日本ベンダーではグリーンハウスかバッファローが一番安いと思います。ただ、あまり客先で見ることはないですけどね。それと、どうしてだろ?、個人的にアイ・オー・データと比べて高級感がないような気が・・・。Terastationは安価にRAIDを構築できるNASとして、またairstationも小規模無線LANとして人気があります。コンシューマ用PC上級者向けブランドの「玄人志向」もメルコホールディングス傘下です。
グリーンハウス
ストレージデバイス(MOやDVDなど)、メモリ、液晶ディスプレイなど様々な製品を安価で製造販売している会社です。I/Oデータやバッファローと被りますが、若干規模は小さく、ネットワーク製品を取り扱っていないところが違いますね。知名度も若干劣りますかね? 僕が取り扱うとしたらメモリと液晶ディスプレイぐらいのもんです。海外ベンダーっぽいですが、歴とした日本企業です。
アイ・オー・データ機器
バッファローのライバル?、金沢市が本社の「アイ・オー・データ」です。取扱商品はバッファローと似たりよったりですが、企業規模はバッファローの半分です。価格もバッファローの方が若干安いような気がします。でも不思議なことに僕の中ではバッファローよりも高級なイメージがあるんですよね。バッファローの本社である名古屋と金沢のイメージかもしれない(笑) PCを導入する際にIOデータのディスプレイを指定されるケースって結構多いですよ。小規模向けの安価なNASの「LAN DISK」も評価されているようです。
トランセンドジャパン
台湾本社の日本法人「トランセンドジャパン」です。メモリ製品を中心に製造・販売を行っている会社ですが、ありがちなPC向けメモリだけでなく、サーバ向けメモリなど専門性の高いニッチなメモリを作っている会社でもあります。販売停止になったメーカー純正メモリと互換性のあるメモリを持ってることが多く、結構助けてもらってますよ、この会社には。
ニューロン
磁気カードリーダライタ・ICカードリーダライタ・バーコードリーダなど、製造・販売する「ニューロン」です。時々見かけるメカレジ(POSレジもやってるらしいが)の「東和メックス(現TBグループ)」の子会社でしたが、2008年に「あいホールディングス」が買収しました。磁気カードリーダライタをやってる会社って少ないんですが、世の中は磁気カードからICカードに変化しており、磁気カードリーダライタも廃れていくんでしょうね。
パナソニック システムネットワークス
元九州松下の「パナソニック コミュニケーションズ」とパナソニックの「システムソリューションズ」と事業統合して生まれた「パナソニック システムネットワークス」です。松下グループのネットワーク関連機器とサービスを提供が中心ですが、それ以外に複写機やFAX・各種メディアドライブの他に、RFIDやカードリーダライターを提供しています。PETカード用のリーダライタって、ほとんど独占で作ってんじゃないですかね・・?
イシダ
計量機や包装機を主力とする京都本社の「イシダ」です。はかり系ではトップシェア、寺岡精工とはガチンコのライバル関係にあります。IT系では、リテール系で流行りの電子棚札やラベラー、物流系のピッキングカートなどを目にします。POSも販売しているようですが、TECのOEMでしょうか?
リマージュジャパン
米国本社の日本法人「リマージュジャパン」です。デジタルディスク・パブリッシングシステムの業界でのトップ企業で、簡単に言うと、データ・音声・映像などをCD/DVD/BDに記録・製作するシステム機器のトップベンダーです。
▲top

 ネットワーク系(L2/L3)
シスコシステムズ
ネットワークの超大手、インターネット関連事業で最も成功している会社のひとつである米「シスコシステムズ」の日本法人です。ルータ、スイッチ製品はハイエンドからローエンドまで取り扱うトップベンダー、無線LAN製品でもトップシェア、ネットワーク製品については誰もが認める世界のトップブランドです。LPはそんなに安くないんですが、大きい構成だとNTTやネットワンがびっくりする価格で持ってきたりします。かつ、信者も多いんですよね。2006年10月からロゴ変更、2007年にメールセキュリティアプライアンスのアイアンポートシステムズを買収、2007年8月から「シスコシステムズ合同会社」に社名変更したようです。2009年には「CISCO UCS」というサーバ製品をリリース、ネットワーク、仮想化、ストレージアクセスの一体化を達成することを他社製品と差別化を図っており、こういうところがやはりトップ企業、注目しています。
アライドテレシス
日本ネットワークメーカーのアライドテレシスです。ハイエンド製品はアラクサラからOEM供給を受けていますが、どちらかと言えばローエンド製品が主力でしょうか?「CentreCOM」と書かれたグレーのスイッチは安価なせいもあり、結構目にします。無線コントローラー/アクセスポイントもシェアが高いです。ちなみにこの会社、「コレガ」の親会社でしたが、2009年に吸収合併をしています。
ジュニパーネットワークス
ルータでいい商品を出してる「ジュニパーネットワークス」です。買収したVPNアプライアンスの「Netscreen」やSSL-VPNの「Secure Access」が有名どころです。米で設立された比較的若い会社ですが、ハイエンドルータでシスコを猛追している注目の会社です。
エクストリーム ネットワークス
L2/L3スイッチに強い米「エクストリームネットワークス」の日本法人です。コーポレート・カラーは紫で同社の製品はほとんど紫です。アバイアが公式スポンサーを務める2006 FIFAワールドカップ™ ドイツ大会において、アバイアが構築したネットワークにはエクストリーム ネットワークス製品群が使用されていたとのことです。2013年9月現在、日本法人サイトに繋がりません。社長も転職してるっぽいし、販売を東京エレクトロンデバイスに委託しているっぽいです。日本法人は撤退したのかも。
ファウンドリーネットワークス
企業やキャリア向けに、L2/L3スイッチ、コア・ルータ/エッジ・ルータ、ロードバランサなどのバックエンド向けネットワーク機器を中心に取り扱っている米「ファウンドリー・ネットワークス」の日本法人です。色は黒です。日本法人設立はネットワーク機器ベンダの中では最後発で日本での知名度はないですが、自らをシスコシステムズの最大のライバルと証しており、今後の動きに注目です。2008年、ブロケード・コミュニケーションズ・システムズに買収・統合されました。
ネットギアジャパン
ゲートウェイルータが有名な米「ネットギア」の日本法人です。主に、中小企業や一般カスタマーをターゲットにネットワーク製品を設計、開発、販売しています。SSL-VPNの「SSL312」は中小企業が安価に導入できるアプライアンス製品であり、非常にお勧めです。
ヤマハ
楽器で有名な「ヤマハ」ですが、IT関係ではネットワーク製品を製造販売しており、「NetVolante」というローエンドルータが安価で性能もよく、非常によく見かけます。転職する前の会社ではよく扱ってました(笑) NTTやKDDIが担いでいたり、OEMで各社に提供していますね。ちなみにオートバイをやってるのは「ヤマハ発動機」、ヤマハから独立した別会社です。学生時代にヤマハのテニスラケットやスキー板をよく見かけたのですが、2000年を前に撤退しています。おちゃらけテニスサークルに入って単車に乗ってサッカー好きでギターを持ってた僕にとっては、発動機も含めて「ヤマハ」ブランドは非常に身近な会社でしたね・・・と思ってよく考えたら、テニスラケットは「ブリヂストン」、スキー板は「k2」、単車は「スズキ」、ギターは「エピフォン」と「フェルナンデス」で、「ヤマハブランド」は何も持ってなかったです(笑)
アラクサラネットワークス
日立とNECの合弁会社で、日本のハイエンド、ミッドレンジルータ・スイッチ市場は、外資系のシスコシステムズ、ジュニパーネットワークスが非常に強く、国内メーカーとしてそれを打破するために設立した会社です(たぶん)。基本的に日立とNECにOEM供給をしつつ、自社ブランドとしての販売展開もしています。アライドテレシスにもハイエンドスイッチのOEM供給をしています。
古河電気工業
日本を代表する非鉄金属メーカーの「古河電工」です。主業は光ファイバー・電線・ワイヤーハーネス等の製造で、電線御三家(古河電工・住友電工フジクラ)の一角です。日本を代表するSIerの富士通富士電機からスピンアウトした会社ですが、富士電機は元は古河電工とシーメンスの合弁会社です。そんな古河電工ですが、ファイテルネットというルータブランドを持っており、ハイエンド・ローエンドとも時々目にします。
日立金属
L2、L3スイッチのAPRESIAという製品を持つ「日立金属」です。元々は日立電線でしたが、2013年に日立金属に吸収合併されました。日立電線はその名の通り、日立グループの電線・ケーブル製造会社だったのですが、情報通信ネットワーク事業は日立電線の中核であり、最も力を入れている分野です。とは言いつつ、日立グループ以外ではあまり頻繁に目にする製品ではないような気もします。
パナソニックESネットワークス
パナソニック子会社で、L3/L2スイッチの製造販売を行う「パナソニックESネットワークス」です。NIerでもあります。製造しているL3/L2スイッチは比較的小規模のものですが、信頼性と取り扱いのし易さと安価で定評があり、スイッチとして頻繁に見る製品ではなくマイナーな製品と言っていいと思いますが、入っているところには島HUBとして大量に導入されている印象があります。
▲top

 ネットワーク系(L4〜L7)
F5ネットワークスジャパン
レイヤー4-7のネットワークトラフィック管理製品を開発・販売している米「エフファイブネットワークス」の日本法人です。インターネットサーバーへのトラフィックを効率よく分散させるロードバランサー『BIG-IP』、複数のサイトに対応するロードバランサー『3DNS』、遠隔地に分散されたデータセンター内のコンテンツを同期させる『GLOBAL-SITE』といったハードウェアのほか、ネットワークトラフィックを分析する『SEE-IT』といったソフトも販売。SSL-VPNの「FirePass」も有名ですね。製品は米デルコンピュータ社や米スリーコム社といった大手企業にOEM供給もしているようです。
日本ラドウェア
回線冗長化に優れた「Linkproof」が有名なロードバランサ専業の米「radware」の日本法人です。他にも、サーバ負荷分散、SSL処理・コンテンツの高速化、IPS、セキュリティ負荷分散といったレイヤー4-7系の各アプライアンスシリーズを展開しています。
ブルーコートシステムズ
WAN高速化アプライアンス製品「ProxySG」を提供している「ブルーコートシステムズ」です。NetApp社と協業関係にあり、WAN高速化の分野では第一人者で、大きく勢力を伸ばしている会社です。
リバーベッドテクノロジー
WAN高速化を専門に扱うベンダーで、米本社の日本法人「リバーベッドテクノロジー」です。WANのみならず、モバイルでの高速化適用など、「高速化」に特化している会社で、その分野では高いシェアを誇っています。
アレイ・ネットワークス
米本社の日本法人「アレイ・ネットワークス」です。2000年に設立された若い会社です。ロードバランサー、SSL-VPN装置の製造企業で、特に携帯端末などのモバイル製品からサーバやWebコンテンツに安全かつ容易にアクセスするための統合アプライアンスに強みを持っています。
A10ネットワークス
ロードバランサ・サーバ負荷分散を行うアプライアンス製品「AX」が代表的製品の「エーテンネットワークス」です。米本社の日本法人です。L4-7スイッチは、F5ネットワーク(「BIG-IP」)、富士通(「IPCOM」)、ラドウェア(「Linkproof」)とA10ネットワークスのシェアが高いようです。
▲top

 ネットワーク系(テレフォニー、無線など)
沖電気工業
日本最初の通信機器メーカー「沖電気」です。サーバはHPとSunからのOEMのようです。金融系ではATMで大きなシェアを持っており、富士通フロンテックとシェア争いを繰り広げている模様。また沖データが販売を担当しているプリンタ事業もビックネームですね。保守は沖電気カスアマアドテック(略称OCA)が担当しています。どこに分類しようか悩んだのですが、僕的にはPBXや消防無線、コールセンターで使うトップシェアのCTIシステム「CTstage」といったテレフォニーの会社ですので、ネットワークに分類しています。
岩崎通信機
中小企業向けの電話機、PBX、ルータといったネットワーク機器の製造販売やCTIソリューションを手掛けている「岩通」です。ネットワーク以外では、電子製版機や電子計測器の製造・販売を行っています。
日本アバイア
ルーセント・テクノロジー(現:アルカテル・ルーセント(仏))からのスピンオフにより誕生したアバイア(米)の日本法人「日本アバイア」です。企業向けテレフォニーシステムの世界的なトップ企業ですが、日本ではPBX関連機器やCTI、CRMが有名でしょうか? アバイアのシステムは様々なSIerが担いでいますので、比較的よく目にします。また、サッカーやF1のスポンサーなどでもよく見かけます。
アルバネットワークス
無線コントローラ、無線アクセスポイント、ソフトウェアと、無線ソリューションに強みを持つ「アルバネットワークス」、米本社の日本法人です。
ナカヨ通信機
群馬県前橋市本社の通信機器メーカーです。知名度はない会社ですが、テレフォニー業界では有名な会社のようで、最近導入されている顧客を訪問しました。ホームページを見ると、品揃えは充実しているようで、その顧客の評価も高かったです。
メルー・ネットワークス
米Meru Networksの日本法人です。無線LANコントローラ/アクセスポイント機器の製造販売及び無線LANソリューションベンダーです。スマートフォンや携帯端末の増加により、Wi-Fiの需要が増えており、無線LANの話は多いですね。無線LANコントローラ/アクセスポイントは、シスコがトップシェアで、シスコを追いかけるのがメルー、アルバコンテックHPといったところでしょうか。
日立国際電気
日立グループの一員で、無線通信機器や放送・映像機器の製造販売会社です。先述した業務を担当していた日立グループ3社が2002年に合併して誕生した会社です。無線通信システム、放送映像システム、半導体製造装置がメインのようですが、例えばビル間や構内でLANやファイバチャネルの設置が難しい場合や高額となる場合に代替として使用する高速無線のSINELINKといった商品を持っています。
日本無線
テレビ放送装置や船舶用通信機・防災無線機器といった無線通信システムを製造・販売する老舗メーカー「日本無線(通称:JRC)」です。元々は日本の軍需用無線通信機器の製造を独占的に行っていた日産グループの一員で、現在は日清紡ホールディングスの子会社で、過去に携帯電話やPHSも製造していましたが、現在は撤退しています。無線LAN中継装置をはじめ、無線通信系のニッチな製品を多く取り扱っています。
▲top

 通信キャリア・ISP・サービス基盤
日本電信電話
持ち株会社の日本電信電話(略称NTT)と、その子会社で固定電話サービスとIP網サービス(フレッツ)を取り扱う、関東・甲信越以北を担当する東日本電信電話(略称NTT東日本)、静岡県・岐阜県・北陸以西を担当する西日本電信電話(略称NTT西日本)、移動体通信事業(携帯電話)のNTTドコモ、長距離国際通信事業(国際通信や県間通信事業、プロバイダ等)のNTTコミュニケーションズ、SIerのNTTデータが有名どころです。売上高10兆円強、社員数20万人強という、日本が誇るコングロマリットです。
KDDI
2000年に第二電電 (DDI) 、ケイディディ (KDD) 、日本移動通信 (IDO) が合併してして発足したKDDIです。NTTの最大のライバルとして認知されていますが、元々日本電信電話公社(現NTT)から国際通信網整備のために分離設立された国際電信電話(KDD)が現在のKDDIの元でもあり、そういう意味では元々はNTTだったりします。国内・国際通信全般を手掛けており、au(携帯電話)、ISP(個人向けは「au one net(旧DION)」)、WiMAXのUQコミュニケーションズが代表的です。また、日本国内で固定通信と移動体通信を一社(同一の法人)で行っている唯一の法人です。京セラトヨタ自動車が主要株主です。2009年3月度の売上高は3兆5000億円でした。
ソフトバンク
IT関連産業から総合通信事業として成長するソフトバンクです。元はソフトウェア卸売業として創業し、その後IT関連企業に積極投資、M&Aを仕掛けて業務を拡大しています。主な子会社に、ブロードバンド・インフラ事業及びIT関連商品の流通や電子商取引を担当するソフトバンクBB、国内・国際電話サービスやISP(ODN)サービスなどを提供するソフトバンクテレコム(旧日本テレコム)、携帯電話のソフトバンクモバイル(旧ボーダフォン)、筆頭株主としてYahoo! JAPANのヤフーがあります。なお、2015年にソフトバンクテレコム、ソフトバンクBB、ワイモバイルがソフトバンクモバイルに吸収合併され、その後ソフトバンクに名称変更しています。なお、このソフトバンクは、元々存在したソフトバンクとは根本が違うため、「新ソフトバンク」とも言われます。ちなみにソフトバンクの親会社は「ソフトバンクグループ」です。ややこしい・・。
インターネットイニシアティブ
日本で最初にインターネット接続の商用サービスを開始したISPである略称「IIJ」です。個人向けISPサービス(IIJ4Uhi-ho(元パナソニックのISP)もありますが、主要な顧客層は公官庁と法人及びISP事業者で、大企業に対するシェアは圧倒的とのこと。インターネット接続回線の提供、システム・インテグレーション、アウトソーシングなども行っています。NTTが筆頭株主です。
日本通信
日本初のMVNO(仮想移動体通信事業者で通信設備を持たない通信事業者)として、PHSによる定額データ通信サービス「b-mobile」やNTTドコモのFOMAハイスピード網(FOMA網含む)を利用したMVNOサービスを行っているベンチャー企業、略称「JCI」です。「ドコモの回線を使って、ドコモにない携帯機器を使って、ドコモより安く通信システムを提案する」ことが可能になっています。
ワイモバイル
元々はDDIポケットで、2005年に米投資ファンドのカーライルグループと京セラの傘下となり、「ウィルコム」に社名変更しました。シャープの「W-ZERO3」なんて話題になったりしましたが、日本の携帯電話の流れから存在を消され、2010年に会社更生手続申し立て、ソフトバンクグループの一社として再建を目指しています。PHS業者でありながらMVNO業者としてソフトバンクの回線を一台の端末で使用できるモデルなど、ソフトバンクグループとなってから新しい施策をリリースしています。2014年、旧イー・モバイル(旧イー・アクセス)と旧ウィルコムが統合して「ワイモバイル」となりましたが、2015年にソフトバンクテレコム、ソフトバンクBBとともにソフトバンクモバイルに吸収合併後、ソフトバンクに名称変更しています。現在は「ワイモバイル」の商号だけ残っています。ソフトバンクはややこしいなぁ・・・。
▲top

 OS系
日本マイクロソフト
ご存知、「Windows」の米マイクロソフトの日本法人です。WindowsやOfficeやVBや.NETなどはビジネス・・というか、IT社会においてすでにデファクトスタンダードです。そもそもWindowsもプロプライエタリなのですが、「オープン化」はWindowsによって作られました。一昔前は「WindowsServerはUNIXと比較して機能は落ちる」みたいに言われておりましたが、現在はServer市場でもとっくにトップシェアになっています。他にはオフィススイートの「Office」以外にも、DBサーバの「SQL Server」、グループウェアの「Exchange Server」、EIP市場でトップシェアの「SharePoint Server」、プロジェクト管理プログラムでトップシェアの「Microsoft Office Project」、EAIで高いシェアを誇る「BizTalk Server」、VMWareに挑戦状を叩きつけた仮想マシン作成ツール「Hyper-V」、テレビ会議などのコミュニケーションシステム「Lync Server」、CRM・ERPの「Dynamics」など、ありとあらゆるソフトウェアで高いシェアを誇っています。以前は「敵はOracleでもIBMでもLinuxでもMacでもなく、独禁法」でしたが、最近はスマートホン関係で後れをとり、赤字も経験しています。2012年にロゴ(旧logo)を変更しています。
レッドハット
Linuxディストリビューション最大手の米「Red Hat」の日本法人です。ええ、ビジネスの世界ではLinuxといえば、まずは「Red Hat Enterprise Linux」です。っつうか、Linuxって言ったら「安い」とか「フリー」っていうイメージがありますが、ビジネスユースについてはLinuxって結構高価です。レッドハットはライセンスは1年更新ですから、WindowsのCALを考慮しても結構いい値段しますよ。が、まあLinuxの先駆者っつうことと、SunのSPARC機買うよりはIA機買った方が安いってもんですかね。と思ったら。Oracleがこんなことを始めるそうです。考えていることはみんな同じですなぁ・・・。2006年にJBossを買収していますね。何にしても、Linuxで独り勝ちしていると言っていい会社です。レッドハットとは直接関係ないですが、RHELクローンの「CentOS」を最近ちらほら見かけます。
ノベル
元々は「Netware」の米ノベルの日本法人です。今は「SuseLinux」を買収し、そっちで頑張ってますね。IBMやSUNとつるんでますが、結局はどっちかに買収されそうな気がするのですが・・・。ちなみにSuseLinuxを担いだ事も競合したこともまだありません。が、Netwareは忘れた頃に見かけたりします(笑)GWの「Novell GroupWise」は米で評価が高いようです。また、UNIXの著作権を持っているのはこの会社です。2010年、アタッチメートなる投資グループに買収されました。
ミラクル・リナックス
日本オラクルが作った日本企業の「ミラクル・リナックス」です。日本製であり、ビジネスユース専用。OracleやフリーのMySQL・PostgreなどDB使用を主眼に置いたLinuxですが、現在は「Red Hat Linux」なども当然DBをサポートしており、優位性は失われていますが、RedHat等と比較して保守期間がな長いといったメリットがあり、産業用コンピュータのLinuxとしてシェアは持っているようです。2008年以降は、アジアを代表するLinuxとなることを目指し、日本・中国・韓国・ベトナム・タイにまたがる5つの企業によって共同で開発されている「Asianux」という名称でリリースされています。日本国内のビジネスユースではRedhatに続く2番目のシェアを握っていますが、「Linuxと言えばRedHatがデファクト」になっている状況で、「明るい未来が待っている」状況にはなく、気がつけば出資企業から日本オラクルも消えています。2014年にソフトバンク・テクノロジーに買収されています。
ターボリナックス
日本が生んだLinuxの「ターボリナックス」です。OS単体ではとにかく安い。が、サポート付きだと途端に価格が上がるのは、他のディストリと同じです(w 2008年10月まではライブドアの子会社でしたが、現在は持ち株会社の直下の、ほぼ独立した法人となっています。最近はめっきり名前を聞きません。このまま消えてしまうんですかね・・・。
日本SCO
「UnixWare」の米SCOの日本法人です・・・。が、実は見たことも触ったこともありません。紆余曲折を経て、今ではUNIXの諸権利を所有しており、Solaris,HP-UXなどのUNIXライセンスはSCOとのライセンス契約により配付されているようです。Linux訴訟ですっかり悪役となってしまいましたね。また他社に買収されるのか、はたまた倒産か・・・。と思っていたら、2007年9月にChapter11の適用申請を行ってるんですね。今はUNIX事業とモバイル事業をやっているそうですが・・・。2009年に「UnXis」というファンド系企業がSCOのUNIX資産を買収、2011年にSCOそのものを買収という話がありますが、もうどうでもいいですね・・。
▲top

 ミドルウェア系
日本BEAシステムズ
Webアプリケーションサーバ「Weblogic」と、分散トランザクション処理(OLTP)の「BEA Tuxedo」、EIPの「BEA WebLogic Portal」の米BEAシステムズの日本法人です。「Weblogic」はIBMの「WebSphere」には届かないもののほぼ同等のシェアを握っており、「BEA Tuxedo」は世界トップシェアで、多くのITベンダーが担いでいるソフトです。 オラクル社が虎視眈々と買収を狙っていましたが、2008年にとうとう売却され、オラクルに統合されました。
シトリックス・システムズ・ジャパン
シンクライアントソリューションの米シトリックス・システムズの日本法人です。リモートクライアント製品「MetaFrame」(現XenApp)で一世を風靡しましたね。競合SLが多く出てきたこともあり、シンクライアントよりも仮想化SLに注力し、2007年に仮想ソフトウェアのXenSourceを買収しています。代表的な製品は、サーバー仮想化用の製品「XenServer」、アプリケーションのリモート配信用ミドルウェア製品「XenApp」(旧Citrix Presentation Server/旧MetaFrame)とネットブート型の「Citrix Provisioning Server」(旧Ardence)、デスクトップ仮想化用の製品「XenDesktop」、Webアプリケーション高速化用ネットワーク・アプライアンス製品「Citrix NetScaler」があります。・・・ですが、やっぱりなんだかんだ言ってもこの会社はXenApp(MetaFrame)ですね。
サイベース
RDBの米サイベースの日本法人です。レガシーなシステム上で動いていたりするようですが、僕はそれ以外に民間企業で稼動しているのを見たことがありません。RDBと言っても、OracleやSQL Serverと比較するよりも、「Teradataよりも評価が高い」と言われるDWH用データベース「Sybase IQ」など、特化した方向性に進んでいるようです。2010年、SAPへ売却され、SAP傘下となりました。「PowerBuilder」という開発環境ツールも有名ですね。 2013年、SAPに総合されています。
ヴイエムウェア
米本社の日本法人、コンピュータの仮想化用ソフトウェアを製造・販売している「VMware」です。EMC傘下です。同じ仮想化製品で有名なのが、マイクロソフトの「Hyper-V」とCitrixの「XenServer」ですね。この「仮想化」ってのは、サーバに複数の仮想サーバを搭載し、物理的なサーバを減らして運用管理も楽にする効果があり、今では基幹系システムでも一般的になっています。ただ、Windows Server 2008を買うと漏れなくついてくるHyper-Vが、Hyper-V用のWindowsも無償提供(上限あり)というメリットがあり、「今後はVMwareからHyper-Vへの移行が進む」と思っていたのですが、製品郡を拡張しており、現在も仮想化のトップ企業です。サーバ/データセンター向けの「VMware vSphere」と、クライアントの仮想化製品「VMware View」が代表的な製品です。
MySQL
スウェーデンの「MySQL AB」が保持するオープンソースのRDBMS「MySQL」の日本法人です。今やOracle、SQL Serverに続くデータベースになっています。Windowsではまだこれからでしょうが、Linuxでは結構頻繁に使われている様子です。「オープンソースなのに結局金とるんかい」と思ってしまうのですが、まあ金払ってでもサポートして欲しいという会社さんもありますしね、ちょっと複雑です。2008年1月、MySQL ABがサン・マイクロシステムズに買収、統合されました。2010年、サン・マイクロシステムズがオラクルに買収・統合され、それに従いオラクルとなりました。
管理工学研究所
日本語データベースソフト「桐」を開発・販売しています。いわゆる「カード型データベース」で、ローカルで使用するような小さなサブシステム系で使われることが多いようです。PC98時代に一世を風靡した「松」というワープロソフトがあったそうですが、MS-DOSになってからジャストシステムの「一太郎」に喰われたという・・・。現在の事業の主軸はシステム開発受託やコンサルティング業務に移っている、らしいです(wikipediaより)。MS-DOS時代からの根強いファンが多いようです。
ACCESS
家電・情報端末向けウェブブラウザの「NetFront」を開発・販売している「ACCESS」です。英文字で商号登記されていますが、日本の企業です。過去に一斉を風靡したPalmのOSの開発を行っている米PalmSourceを買収し、現在は「ACCESS Systems」として傘下にしています。
セゾン情報システムズ
TCP/IP企業内・企業間通信ミドルウェア「HULFT」が転送ツール系でトップシェアの「セゾン情報システムズ」です。社名の通りセゾン系であり、クレジットカード系ソリューションや、旧西武グループということから百貨店など流通系ソリューションを得意としている会社です。
ファイルメーカー
ローカルで使用することの多いデータベースソフト「FileMaker(ファイルメーカー)」です。元々はカード型データベースでしたが、様々な機能を追加した後、現在はクロスプラットフォームになっています。米本社の日本法人です。米アップルの100%子会社で、元々はクラリス(Office製品のクラリスシリーズ)という社名でクラリスやファイルメーカーといったMacintosh用ソフトウェアの開発・販売を行っていましたが、現在は一部をアップル社に移管し、現在はFileMakerとBento(個人向けDB)の開発・販売を行なっています。当然、アップル製品とは互換性が高いです。
シーゴシステムズ・ジャパン
I/O仮想化ソリューションの「Xsigo」、米企業の日本法人です。I/O仮想化とは、サーバ仮想化における物理的I/O負荷の増大やCPU負荷の増大、また仮想サーバごとの帯域制御を、I/Oも仮想化してしまうことによって解決しようというものです。サーバ仮想化はすっかり一般的になりましたが、例えば1台のブレードサーバ上に仮想サーバを8台乗せることは可能であっても、各サーバ毎に物理的にNICを搭載できない(ブレードにNICを8ポートも搭載できない。できたとしたらそれはブレードサーバではない)わけですが、それをI/O仮想化で解決してしまおうというものです。かなり優れものだと思います。注目です。はい、2012年、オラクルに買収、統合されました。
データコア・ソフトウェア
ストレージ仮想化ソフトウェアの「データコア」です。米企業の日本法人です。ストレージ仮想化とは、物理的な複数のストレージを一つのストレージに統合したように見せる技術です。サーバの仮想化とは逆になりますが、HWの利用効率や管理性、可用性を高めることを目的としている点は同じです。
▲top

 販売管理系
大塚商会
過去はOA機器商社でしたが、現在は中堅企業以下向けのSI物件まで手を広げ、変貌を遂げている大塚商会です。そんな中でもERPの「Smileαシリーズ」は、中小企業向けERPの中でも特に販売管理システムが強いですね。他にも「Smileα財務管理」「Smileα人事管理」「SMileα給与管理」「SMILEα顧客管理」など、シリーズ全てが好調です。2007年にSMILEシリーズの製品ライセンスを、大塚商会から100%子会社のOSKに移管しており、大塚商会以外のSIerも担ぐなど、一層の拡販を狙っています。グループウェアの「eValue NS」や「アルファオフィス」も耳にする機会が多いです。また、Redhatの安価なサポートで有名な「サイオス(元テンアートニ)」の親会社なんですね。売上高はSIerとしてはトップのNTTデータ(1兆円強)に続く2位グループ(5000億円弱)を形成している一社です。
SCSK
2011年にCSKを吸収合併した「SCSK」です。その前は住商エレクトロニクスと合併し、の「SCS」という会社名でした。元は住友商事からスピンアウトした会社です。ERPソリューション「ProActive」が中堅企業向けとして有名です。中堅企業以下のERPは日本独自の商習慣(例えば手形とか)の問題で、やはり国産ベンダーが強いですね。しかし、パッケージぺんダーとしてよりもSIerとして名が通ってますかね。どうでもいいですが、VAリナックスの親会社でもあります。
オービック
「システムインテグレータのオービック」です(そのまま)。中堅〜中企業向けERPトップシェア「OBIC7」ってだけで説明不要な気がします。販売管理だけではなく、HRMにも強く、生産管理も行えます。グループ会社「OBC」の「奉行21」も中小企業向けに展開しているようです。中堅企業向けERPでは富士通の「GROVIA-C」、住商情報システム「ProActive」と「OBIC7」が強いようが、「OBIC7」はカスタマイズ的に弱いような気がします。一方、「OBIC7」は操作性が良いという評判があったりします。トップシェアだけあって、非常に多くのSIerが担いでいるパッケージソフトです。
内田洋行
元は事務用品メーカー・販売会社。近年は情報システム関連商品も扱っており、販売管理・生産管理に強いERPの「スーパーカクテル」が中小企業をメインターゲットとして拡販されています。食品製造など特定業種に強いっす。
GRANDIT
ERP「GRANDIT」の「GRANDIT」です。2012年に「インフォベック」から社名変更しています。帝人の情シス子会社「インフォコム」の子会社(つまり帝人の孫会社にあたる)です。後発にも関わらず中堅中小企業を中心に売上が伸びています。完全Web型、純国産、コンソーシアムがポイントらしいですが、結構高かったりします(笑)
日本事務器
中堅中小企業をターゲットにしているERP「CORE Plus」が有名です。また、病院向けのレセコンのシェアも高いようです。
▲top

 会計・人給系
SAPジャパン
会計カテゴリに入れていますが、本当の意味でのERPと言えば、ほとんど全ての業務データがリアルタイムに更新される「SAP ERP」しかないのではないでしょうか。ちなみに「サップ」ではなく、「エス・エー・ピー」と読みます(笑)ドイツ本社の日本法人です。中堅〜大企業に対してのERPについては「SAP ERP(旧SAP R/3)」がトップシェアです。中小企業向けとしてSAP Business ONEというERPもリリースしており、リリース当初はさっぱりだったものの、徐々に浸透してきているようです。しかし、SAPはライセンスが高く、なんだかんだ言っても儲かっている会社用のような気がします。ERP以外にもERPと関連付けで販売している「MySAP CRM」がCRMではトップシェアです。2008年にビジネスオブジェクツを買収し、ETLとOLAPを手に入れました。2010年5月、サイベースの買収を発表。DBも手に入れ、マイクロソフト、オラクルを追走する準備が整いました。
オービックビジネスコンサルタント
中小企業向け財務会計パッケージを製造・販売する「OBC」です。「勘定奉行」が有名です。中小企業ERPでは大塚商会の「Smaileα」とOBCのERPパッケージ「奉行新ERP」がシェアを分け合っているようです。冠に「オービック」とついており、オービックが筆頭株主の関連会社です。オービックとの住み分けも、オービックが中堅企業向け、OBCが中小企業向けだと思います、たぶん。ただ一般的な機能は満たしているため、それなりの規模の企業でも導入されていることもあります。「勘定奉行」以外にも、販売管理系の「商奉行」「蔵奉行」や、「人事奉行」「給与奉行」それぞれシェアが高いようです。
スーパーストリーム
中堅企業向けERP「SuperStream」ベンダーの「スーパーストリーム」です。2012年に「SSJ(エス・エス・ジェイ)」から社名変更しています。ERPというよりも「ちょっと高価な人給・会計ソフト」というイメージが強いです。その分野では結構多くの会社に導入されています。キヤノンマーケティングジャパン(旧キャノン販売)に2007年6月に子会社化された「アルゴ21」の子会社だったのですが、「アルゴ21」が「キヤノンシステムソリューションズ」と合併したことにより、現在は合併してできた「キヤノンITソリューションズ」の子会社(キヤノンのひ孫会社、キヤノンMJの孫会社)になりました。
ミロク情報サービス
ERPの「MJCLINK」が中小企業に導入されています。大塚商会とOBCとガチンコですが、どちらかというと会計系に強い会社です。財務管理の「財務大将」や販売管理系の「商魂」「商管」、「人事大将」などがシェアが高いようです。また、中堅企業向けのERPパッケージ「Galileopt」(ガリレオプト)も最近よく耳にするパッケージです。
ワークスアプリケーションズ
大手企業向けERPパッケージシステム「COMPANY」のワークスアプリケーションズです。外資系っぽい名前ですが、日本法人です。ERPの中でも人事給与と会計が中心となっており、設立されてから10年強の会社ですが、大手企業向けの人事・給与パッケージとしては「日本の大企業(1000名以上)の約4社に1社がワークスの「COMPANY」を使用しています。特に、人事・給与分野では世界最大の競合を抑えて、現在4年連続で国内シェアNo.1を達成しています。」らしいです。いや、「COMPANY」はデファクトかっつうぐらい、ほんとどこもかしこも導入しています。パッケージ機能を充実させ、ノンカスタマイズでの導入が前提となっています。ちなみに2010年日本における「働きがいのある会社」ランキング1位だそうです。
ピー・シー・エー
中堅・中小企業向けの会計・給与パッケージソフト「PCA会計」「PCA人事」「PCA給与」「PCA顧客」で有名な「PCA」です。販売管理系はあんまり聞きませんが、安価ということもあり、多くのSIerが担いでいます。
プロシップ
固定資産管理システムで業界トップを走る「ProPlus」の開発・販売元です。固定資産管理業務分野に特化してシステムを開発し、事業を拡大している点でちょっと異色のソフトハウスです。中小企業から大企業まで導入範囲が広いのも特徴ですが、安いソフトではありません。会計業務からさらに固定資産管理を切り出しているため、ERPとの連携が弱いような気がします。
弥生
中小企業向けPKG「弥生会計」が有名な会社です。会計以外にも、「弥生販売」「弥生給与」「弥生顧客」のシェア率が高いようです。ライブドアグループ(現「LINE」とデータホテル」?、よく分からないです」)の一員となっていましたが、結局投資ファンドに売却されるようです。「弥生会計」は操作も簡単ですし、安いですし、なかなかいいソフトだと思います。
日本デジタル研究所
「JDLIBEX財務」をよく耳にする「JDL」です。会計事務所業界に強く、会計システムに特化したコンピュータメーカーで、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを全て自社で開発・提供しており、大規模な経理処理システムとして、ハードウェアから自社で設計したサーバも販売しています。とは言え、方向性はソフトハウスだと思います。
応研
「大蔵大臣」など会計系ソフトが強い「OHKEN」です。「販売大臣」「給与大臣」も導入されるケースが多いようです。福岡本社の会社です。
ブレイニーワークス
人事・給与システム「StaffBrain」の「ブレイニーワークス」です。元々はカネボウの情シス子会社で、現在は電通グループのISID(電通国際情報サービス)の子会社です。「StaffBrain」は中堅〜大手企業で時々見かけます。カシオ「ADPS」やSSJ「SuperStream」とガチンコだと思います。また、CRMやネットワーク等も手掛けているようです。2009年、親会社のISIDへ統合されました。
クレオ
中堅企業向け会計・人給PKG「ZeeM」の開発・販売元の「クレオ」です。ヤフー傘下(=ソフトバンク傘下)です。そのヤフーはもちろん、トヨタ販売店などで使われているそうです。コンシューマ向けでははがき作成ソフトの「筆まめ」が有名です。2011年にホールディングス制に移行しており、「クレオマーケティング」がZEEMを担当、「クレオソリューション」がSI、「筆まめ」が筆まめを担当しています。
日本ICS
財務会計システムの開発・製造・販売保守を行っている「日本ICS」です。社名に「日本」とアルファベットの冠がついていますが、完全なる日本企業です(ややこしい)。「全国1万軒以上の会計事務所、40万社の顧問先企業にご利用をいただいております」だそうです。先日関連会社の「ICSパートナーズ」が担ぐ固定資産管理システムと協業しました。会計処理用サーバーも販売されています。
TKC
会計事務所や地方公共団体において、会計システムを中心に財務系・給与系で多くの実績を持つ栃木県宇都宮本社の「TKC」です。「TKC会員」の会計士を「関与先企業」所謂顧客に送り込んで、コンサルとセットでSIを行うスタイル・・・・だと思います。ネットワークを利用した法改正などの対応やコンサルに定評はあるようですが、所詮会計士軍団なので一般法人からは「融通が利かない」という声もあるようです。企業のグローバル化に伴い、「eCA-DRIVER」という連結会計システムも耳にします。
イージーソフト
中堅企業向けの旅費・経費精算システム「eKeihi」というパッケージソフトを開発・販売する「イージーソフト」です。通常、旅費や経費清算システムと言うとワークフローシステムを提案していてテンプレートを作りこむことが多いのですが、このソフトウェアだとワークフローシステムも必要なく、結構安価で構築ができたりします。っつうか、要件させあえばこういう安価なPKGでも全然OKっていうケースって多いんですよね。
電通国際情報サービス
電通グループの情報システム子会社の略称「ISID」です。親会社のSIがメインの所謂「ユー子」と呼ばれる奴で、アライアンスでもコンペでも見たことも聞いたこともない会社ですが、大・中堅企業向け人給システム「POSITIVE」と、2009年に統合した子会社ブレイニーワークスが持つ中堅企業向け人給システム「STAFFBRAIN」でHRMを強化し、大手企業向け「STRAVIS」という統合会計パッケージを提供しています。「STRAVIS」は連結決算用の会計ソフトとしても有名です。本来はソフトハウスというよりもSIer色の強い会社のようです。
カシオヒューマンシステムズ
カシオ計算機から2009年に分社化した、中堅企業向けトップシェア(だった)の人事給与システム「ADPS」を承継した「カシオヒューマンシステムズ」です。「ADPS」は日本の人事給与システムの先駆けとして1990年から販売展開されている歴史あるPKGでシェアも高かったのですが、ワークス「COMPANY」の台頭ですっかり見ることがなくなりました。息はしているのでしょうか?
ディーバ
連結会計システム「DivaSystem」の開発、販売、導入サービスを行う「ディーバ」、日本の会社です。日本でもIFRS(国際財務報告基準)がすでに任意でスタートし、2015年ぐらいから強制適用になる話もありますが、IFRS適用=国際会計基準化を達成するためにグループ企業を持つ大手企業に多く導入されているようです。1997年設立の若い会社ですが、現在注目を浴びて大きく伸びている会社です。
日通システム
勤怠管理パッケージシステム「勤次郎」が代表的な製品の「日通システム」です。愛知県名古屋市本社で、元は同じく名古屋本社でセキュリティシステムを主業とする「エヌケーシー」からコンピュータ部門がスピンアウトした会社のようです。ちなみに「日本通運」とは何の関係もありませんし、ついでに言うと、日本通運グループを担当する情報システム子会社は「日通情報システム」です(ややこしい)。
ビジネストラスト
IFRSに対応した会計システム「BTrexシリーズ」や、「大王シリーズ」を開発・販売している「ビジネストラスト」です。特に連結決算に対応した「BTrex連結会計」や「連結大王SUMMIT」が代表的な製品で、特に「BTrex連結会計」はディーバ「DivaSystem」やISID「STRAVIS」とともに、連結会計システムの代表的製品として取り上げられることが多いです。
ミツイワ情報
中堅中小企業向けERPパッケージ「Glasio」のミツイワ情報です。特に会計や給与に強いイメージがあります。富士通の販売パートナーで、ミツイワからスピンオフした子会社です。ミツイワはシーイーシーの兄弟会社で、「コンピュータシステムの販売と保守サービス事業を核とするミツイワ株式会社グループ、ソフトウェア開発事業を核とする株式会社シーイーシーグループに集約」されているそうです。
▲top

 製造系
インフォアジャパン
SAP、Oracleに続く世界第三位のERPベンダー、米「Infor」の日本法人です。2012年に「日本インフォア・グローバル・ソリューションズ」から「インフォアジャパン」に社名変更しています。「Infor SyteLine」というWindows版のERPと「Infor XA」というIBMのiSeriesに乗るERPが主力商品です。日本ではまだ馴染みがない会社かもしれませんが、今の時流に乗っ取り、買収を繰り返してます。CRMでそれなりのシェアがあった「Epiphany」を製造業向けにERPベンダー「SSAグローバル」が買収し、Inforと同業の中堅・中小の組み立て製造企業に特化したERP製品ベンダーの「マピックス」をInforが買収、その後「SSAグローバル」をInforが買収という流れです。本当はもっといろいろ買収が絡み合っているのですが、もう説明するのも面倒臭いです。生産管理システム系のERPが強いという特徴がありますが、SAP、Oracleに続くERPベンダーとして、日本で拡販に成功できるのでしょうか? また、SCMの一つとして提供しているWMSも有名だったりします。
アスプローバ
生産スケジューラにおいて国内で圧倒的なシェアを誇る日本企業「Asprova」です。大きな会社ではないんですが、社名と同名のソフトで生計を立てている会社です。最新のAsprovaASPではMRP(資材所要量計画)の機能も備え、製造工程以外に受注や購買までをスケジュールリング可能となり、より高度なシステムとなっているようです。
NTTデータビジネスシステムズ
2011年に「NTTデータシステムズ」と「NTTデータクイック」と統合して誕生した「NTTデータビジネスシステムズ」です。中堅〜大企業向けのERP「Biz∫」(旧名SCAW)が有名です。名前の通り、NTTデータの子会社SIerで、企業向けのアプリケーション開発や販売を基幹事業としています。ちなみに旧SCAWはそもそもNTTデータの製品だったのですが、2002年にSCAW事業の営業譲渡を受けています。「Biz∫」は「営業管理・財務管理・人事管理・生産管理・工事管理・統合管理が可能な統合基幹業務パッケージソフト」であり、ERPの部類に入るのですが、生産管理や工事管理が可能となっており製造業向けPKGのイメージが強いです。
IFSジャパン
製造業向けERP「IFS Applications」の「IFSジャパン」です。スウェーデンのIndustrial&Financial Systems社の日本法人ですね。製造業向けということで、開発、設計、製造、保守といった製品ライフサイクル全般の業務をカバーしており、MRPなどにも対応しているようです。
エクス
生産管理システム「Factory-ONE 電脳工場」を開発販売する「エクス」です。中小〜中堅企業向けです。生産管理は依然スクラッチ(手組み)されているところが多いんですが、PKGを紹介してほしいという要望も多いです。その場合に結構競合するソフトだったりします。
ジェイティ エンジニアリング
JT(日本たばこ産業株式会社)全額出資子会社の通称「JTE」です。生産スケジューラの「JoyScheduler」が代表的で、「Asprova」とよく競合するようです。「JoyScheduler」のみならず、SCADA「JoyWatcher」など、製造業のノウハウに優れた会社です。
アスクソフトクリエイト
中小食品製造業向けソフト「豪商」と、それを進化させた「DreamLine」の「ASK SOFT CREATE(旧プラネックス)」です。内田洋行の「食品カクテル」の競合製品ということで、かなりニッチな製品ですが、ま、最近競合したので覚書ということで書いておきます。
アズビル
空調制御機器・自動化機器の大手ベンダーの「アズビル」です。2012年に旧社名「山武」から社名変更した日本の会社です。IT関連では工場・プラント向けソリューションに力を入れており、食品生産管理システムの「スーパー管理食」というシステムと競合しました。
京翔
食品製造業向けソリューション専門の「京翔」、京都市本社の会社です。2013年までは「ブロード・システム・ソリューションズ」という会社でした。元来は村田機械の情シス子会社の「ムラテック情報システム」から有志が独立して起業したようで、岡山の「三洋ホールディングス」の子会社でしたが、2013年に「ブロード・システム・ソリューションズ」より事業譲渡されているようです。食品生産管理システムの「Fress-E」など、食品製造向けパッケージが代表的です。
アーゼロンシステムコンサルタント
外食・中食を中心とした食品業界に強い、コンサルティング系SIer「アーゼロンシステムコンサルタント」です。規模の小さい会社ですが、特に惣菜系生産管理については高いノウハウを保持しています。
イーエスケイ
千葉県木更津本社の「ESK」です。食品製造向けシステム群「FOODWORLD」は様々なベンダーに担がれ、小さなところではスーパーの惣菜のレシピ管理や原価管理、大きなところでは食品工場の生産管理システムとして稼働しています。元々はNSSOL系だったようですが、現在は東京ソフトウェア系らしいですが、詳細不明です。
あさかわシステムズ
中堅中小の建設業/リサイクル業向けPKGに強みを持つ「あさかわシステムズ」です。大阪府泉佐野市が本社の会社で、淺川組運輸の関連会社です。建設業やリサイクル業では知名度のある会社のようです。
アミック
主に中堅〜大企業向けの生産管理システムを製造販売する「アミック」、静岡県の会社です。特にプロセス業や製薬業で評価が高く、原価管理では非常に高い評価を得ているようです。頻繁に見る製品ではないですが、時々競合します。
東洋ビジネスエンジニアリング
三井物産系の建設会社である東洋エンジニアリングの子会社である東洋ビジネスエンジニアリング(略称:B-EN-Gと書いてビーエンジと読むらしいDQNネームかw)です。大手・中堅企業向け製造業向けERPであるMCFrameや多言語多通貨に対応したERPであるA.S.I.Aが代表的な製品です。特にMCFrameはプロセス業向けPKGとして非常に評価が高く、様々なSIerが取り扱っています。
ティーピクス研究所
PCで稼働する中堅〜中小企業向け生産管理システム「TPiCS」を製造・販売しています。規模は大きくない会社なのですが、小規模な生産管理やMRP案件では結構競合します。基本的にノンカスを意識しており、その代わりに安価で高機能という製品です。
シー・アイ・エム総合研究所
金型製造業に特化した生産管理システム・工程管理システム・生産管理スケジューラである「Dr.工程」を製造販売する「シー・アイ・エム総合研究所」です。規模の小さい会社ですが、中堅金型製造業の生産管理システムには必ず候補に挙がります。
▲top

 CAD・EDA系
オートデスク
「AutoCAD」というCAD製品でトップシェアを維持している米Autodesk社の日本法人です。3Dの建築設計、土木設計、機械設計と、2Dの電気設計、土木設計、機械設計、プラント設計など、あらゆる分野で利用されており、アカデミック版も存在する代表的なACDソフトです。CADソフトは有償無償を含めて非常に数多く存在し、フォーマットも多数存在し、フリー版ではJW-CADというCADソフトも結構使われているらしいです。機械用CADも分野では、家電製品・一般OA製品などの分野で量産前の試作回数を減らす目的での普及がめざましい3DミッドレンジCAD製品の「Inventor」が同分野で大きなシェアを確保しており、建設用CADの「Revit」「ADT」も評価が高いようです。
ダッソー・システムズ
ハイエンド3次元CADソフト「CATIA」(キャティア)で有名な仏本社の日本法人「ダッソー・システムズ」です。航空機用として開発されたCADで、国内外ともに多くの自動車メーカーが採用しているようです。高価で高性能な機械用CADというイメージですね。機械用ミッドレンジCADとしてトップシェアを誇るソリッドワークスの親会社でもあります。ちなみにダッソー・システムズの親である仏ダッソー・グループはフランスのコングロマリットで、航空機メーカーのダッソー・アビアシオンなどが主要企業です。3DCADデータから製品マニュアル等を簡単に作成できるソリューション「3DVIA」もよく目にします。
ソリッドワークス・ジャパン
米本社の日本法人「ソリッドワークス・ジャパン」です。機械用ミドルレンジのCADソフトウェアではトップシェアの製品です。ロゴを見てもお分かりのように、ハイエンド用CADソフト「CATIA」で有名な仏「ダッソー」の子会社です。
図研
電気系CAD、EDAベンダーの「図研」です。外資系が強いCAD業界に対して、「図研」は横浜本社の日本の企業です。電気系CADは基本的に2次元CADですが、大きく回路図用とレイアウト用に分かれ、レイアウト用はさらにプリント基板用とフォトマスク用に分かれるのですが、そのプリント基板用CAD「CR-5000 Board Designer」が有名です。
ダイテック
建築設備用CADでトップシェアの「CADWe’ll CAPE」の「ダイテック」です。名古屋本社の会社です。建築設備用といっても作図する図面種類によりシェアが異なるようで、空調・給排水(衛生)、電気設備の施工図では上述の「CADWe'll CAPE」、設計図では「AutoCAD」が主流となっているようです。他にも汎用CAD「ARCDRAW」、建築CAD「CADWe'll 建築」、土木CAD「CADWe'll 土木」などが有名です。
PTC ジャパン
米パラメトリック・テクノロジー・コーポレーションの日本法人です。CAD/CAM/CAEソリューションに力を入れている会社で、ハイエンドCADの「Pro/ENGINEER」が代表的な製品です。PLMの「Windchill」も有名です。
シーメンスPLMソフトウェア
独のコングロマリット「シーメンス」の子会社「シーメンスPLMソフトウェア」です。ハイエンドCADとして自動車・電気機器・航空機などで使用されることが多い「4大ハイエンドCAD」と呼ばれたDassault Systemsの「CATIA」、PTCの「Pro/ENGINEER」、米SDRC社の「I-deas」、米UGS社の「Unigraphics」のうち、米SDRC社が米UGS社に買収→米UGS社がシーメンス社に買収→「シーメンスPLMソフトウェア」に社名変更したもので、現在は「I-deas」と「Unigraphics」の強みを生かした統合版として生まれたハイエンド3次元CAD「NX」を開発・販売しています。ハイエンド3次元CADは前述した「CATIA」「Pro/ENGINEER」と「NX」の3製品でシェアを独占しているようです。また、PLMソリューションの「Teamcenter」も高い導入率を誇っています。
デジタルプロセス
富士通子会社の「デジタルプロセス」で、ミドルレンジ3次元CAD「ICAD/SX」が有名です。ターゲットを「機械装置」「生産設備」「工作機械」などの部品点数が多い、少数生産(あるいは一品生産)品に絞っている、ちょっとユニークな製品です。「ICAD/SX」は元々は富士通が自主開発していたCADソフトウエアですが、現在開発が「デジタルプロセス」に移管されています。
グラフィソフトジャパン
建築用CAD「ArchiCAD」で有名な「Graphisoft」です。非常に珍しいハンガリー本社の日本法人です。どうでもいいことですが、現在の日本法人の社長は元オートデスクの日本法人の社長だったらしいです(笑)
建築ピボット
日本の建築分野でよく利用されている2次元3次元CAD「DRA-CAD」を開発・販売している「建設ピポット」です。どちらかと言えば、安価なローレンジ製品です。構造システムの子会社です。
ベントレー・システムズ
米国に本拠地を置く「Bentley Systems, Incorporated」の日本法人です。建築・プラント系のソフトウェアサービスではトップ企業です。汎用CAD「MicroStation」、建築CAD「Bentley Architecture」、土木CAD「Bentley InRoads」などCADだけでも幅広く開発しています。
福井コンピュータ
名前の通り、福井市本社の「福井コンピュータ」です。建築、測量、土木分野のCADを開発・販売しており、市販のメーカー建材の価格や仕様の情報までをモデル内に取り込んで設計図から構造計算、積算などまで対応する「ARCHITREND」という建設CADソフトが有名です。
エーアンドエー
汎用CADソフトウェアのひとつである「VectorWorks (ベクターワークス)」を日本で販売している「エーアンドエー」です。なお、開発元は米Nemetschek North America社です。前述のように「VectorWorks」は汎用CADですが、建築・土木・機械・工芸など様々な分野で利用されているようです。元々はMacintosh用CADソフトウェアの「MiniCAD」だそうです。
日本ケイデンス・デザイン・システムズ
アメリカのEDAベンダーの日本法人「日本ケイデンス・デザイン・システムズ」です。電子設計技術の世界的トップ企業で、プリント基板設計・解析ツールの「Allegro」(アレグロ)が有名です。
メンター・グラフィックス・ジャパン
EDAを開発、販売するアメリカ本社の日本法人「メンター・グラフィックス・ジャパン」です。電子系設計ソフトウェアで非常に大きなシェアを持っているトップ企業です。競合企業としてシノプシスケイデンスが大きな競合会社で、従業員約4300人(全世界)で、1年間の売上が約8.25億ドルと、会社の規模もケイデンスと似ています。プリント基板用設計ツールの「PADS」「Expedition」「Board Station」などが有名どころです。
日本シノプシス
EDAツールを開発・販売する企業米本社の日本法人です。EDA業界における規模的にもほとんど同じビッグ3(他はケイデンスメンター・グラフィックス)の1つです。最近買収を繰り返しており、同じEDAベンダーのシンプリシティを買収しております。
フォトロン
「図脳Rapid」というローレンジ汎用CADを開発・販売している「フォトロン」です。他にも高速度ビデオカメラなどの「画像関連システム」や放送映像関連機器を提供する「プロフェッショナル映像システム」などを手がけているようです。
ワイ・ディー・シー
OracleのERP等のSIもやっていますが、プリント基盤設計ツール「CADVANCE」が有名なYDCです。横河電機の関連会社で、やはり横河電機の関連会社で組み込み製品用のソフトウェアや開発ツールを取り扱うSIerの「横河ディジタルコンピュータ」からスピンオフした会社です。
構造計画研究所
出発点は建築コンサルタントですが、CAE/解析ソフトウェアに定評がある「構造計画研究所」で、熱流体解析の「FLOシリーズ」などが有名です。別サイト「構造計画研究所 SBD営業部 - 設計者向けCAE/解析が用意されています。
CSi Global Alliance
電子回路設計ツールの「CSiEDA」を製造販売している「シーエスアイグローバルアライアンス」です。外資系っぽいですが、大阪本社の日本の企業です。2010年に旧社名「CSi Japan」から「CSi Global Alliance」に変更しています。若くて小規模な会社ですが、「ケイデンス」「メンター・グラフィックス」「図研」というEDAトップシェア企業と競合しています。
▲top

 流通系
ヴィンクス
POSパッケージ「ANY-CUBE」の「ヴィンクス」です。2013年にヴィンキュラム・ジャパンとヴィクサスが経営統合し、誕生しました。ちなみにどちらも、富士ソフトの子会社です。マイカルグループの情シス子会社「マイカルシステムズ」が前身です。ちなみに「ANY-CUBE」は「流通システム大賞」なるものを受賞しているようで、それを契機にマイカルグループ以外の流通、サービス業に対して営業展開が本格化されたようです。親会社であったマイカルが経営破綻したことにより、富士ソフトの子会社となっています。
eBASE
メーカーと流通業間の商品情報交換を主目的とした商品情報データベースシステム「eBASE」の開発・販売をしている会社です。特に食品の安全情報を管理できる統一フォーマットを提供しており、食品スーパー、食品卸、食品メーカー、原材料メーカー間の情報共有においては、業界のデファクト・スタンダードとなっています。2001年創業の若い会社で、凸版印刷のスタッフを中心に設立されています。ちなみにベースDBはSQLServerです。
住友電工システムソリューション
通信機器、各種制御端末、パッケージソフトなど多彩な取り扱いですが、、「配送デス」という配送計画システムなどのロジスティクス系のソリューションに力を入れている「住友電工システムソリューション」です。「バーコードリーダが結構安い」「ガングリップタイプのハンディターミナルが使い易そう」ということで、HT機器ベンダーというイメージも僕的には強かったのですが、2009年に機器製造から撤退しています。
データ・アプリケーション
EDIパッケージ「ACMSシリーズ」で導入実績を誇る日本法人の「DAL」です。 「企業間電子商取引(B2B)「BUYSELWARE」、社内のアプリケーション統合(EAI)パッケージ「AnyTran」など、社内外のアプリケーションをシームレスにつなぐデータ・エクスチェンジ・ミドルウェア」だそうで、最近は流通BMSに力を入れているようです。
JFEシステムズ
旧川鉄情報システムの「JFEシステムズ」です。JFEスチール以外の外販にも積極的で、「Mercrius(メルクリウス)」という食品向け品質情報管理システムを耳にします。eBASEとガチンコですが、違いはeBASEが店舗側から派生した「製品情報データベース」なのに対し、メルクリウスはメーカー側から派生した「技術情報データベース」ということぐらいでしょうか。
インターコム
通信系ソフトウェアで有名な日本企業「インターコム」です。FAXソフト「まいと〜く」や、JCA・全銀手順・流通BMSなどのEDI製品「Biware」は高いシェアを保持しており、良く耳にします。他には端末エミュレータの「FALCON」などが有名です。セキュリティソフトなどにも力を入れており、コンシューマ向けソフトの開発も盛んです。
ニュートラル
インターネットEDIシステム「BACREX(バクレックス)」の「ニュートラル」です。本社は札幌なんですね。EDIは従来は専用線やVANを利用することが多く、セキュリティが甘いと言われるインターネットは利用されることが少なかったのですが、インターネットに接続できれば専用ハードやソフトが不要で安価で導入できるため、今後は一層導入が増すと思います。
日本総合システム
棚割ソフトでシェア率の高い「StoreManager」を開発・販売している通称「NSS」です。ちなみに棚割とは、商品の陳列位置を計画することや決定することです。スーパーやコンビニなど、商品棚がある会社が対象ですね。「NSS」では他にも、主に流通業支援系のパッケージケージソフトを開発・販売しています。
アイコンセプト
「棚POWER」で棚割システムの高いシェアを誇る「アイコンセプト」です。本社は大阪の吹田市ですね。棚割システムではNSS社の「StoreManager」と激しいシェア争いを繰り広げているようです。
松山電子計算センター
中小チェーン専門店向けの「現場主義」と、同じく中小通販向け販売管理システム「田舎主義」の「松山電子計算センター」です。名前の通り、愛媛県松山市が本社の会社です。通販向けなんてニッチな製品でもあり、非常に多くの販売店さんに担がれているソフトです。
データコム
小売業(スーパー)向けの商品分析パッケージシステム「d3」と顧客分析システム「Customer Journal」が有名な「データコム」です。仙台本社の会社です。今では当たり前になった「ポイントカード」系の情報分析に強い会社です。
マザーシップ
流通小売業(スーパー)向け統合情報活用システム「VAN2」の「マザーシップ」です。静岡本社。「情報分析だけでなく、利益に繋がる具体的なアクションプランに結びつく情報を提供する」ことがVAN2(Visual Action Note2)のテーマだそうです。いや、結構多いんですよ、分析だけして何もしない会社って(笑)。そういう意味で、着眼点が結構面白いシステムです。倒産したかと思いましたが、まだホームページは残っていますね・・・。
ソリマチ技研
「会計王」「みんなの青色申告」などの中小企業向け業務パッケージで有名なソリマチの関連会社で、流通業向け製品群「UNIT」を持つ「ソリマチ技研」です。流通業の中でもPOSパッケージといったリテイル系が得意な会社です。本社は新潟県長岡市です。
ウルシステムズ
流通業界では、従来のEDIであるJCA手順から次世代EDIである流通BMSが徐々に進んできていますが、その流通BMSに先駆けて対応した「UMLaut/J-XML」で有名な「ウルシステムズ」です。他にも、主に発注側に立ったコンサルティング・SIerとしても実績があります。
ユニックス
中堅以下のリテール向けシステムに特化している「ユニックス」です。本社は静岡市で、「ユニックス」=「UNIX」ではなく、「uniccs」だそうです(笑) 小売業でも特にドラッグストア向けのシステムに強く、多数の導入事績を誇っています。
三谷商事
福井県福井市に本社を置く、建設資材(特にセメント・生コン)・石油製品中心の商社で、非常に幅広く事業を展開している「三谷商事」です。グループとして売上高は4000億円です。IT事業にも非常に力を入れており(情報関連事業部門サイト)、特に建材流通系のシステムに強い印象があります。
▲top

 情報系(SCM・CTI・WMS等)
マンハッタン・アソシエイツ
WMS(倉庫管理システム)で世界トップシェアの米本社「マンハッタン・アソシエイツ」の日本法人です。SCE倉庫管理システム(WMS)、企業間コラボレーション(TPM)、そして輸配送システム(TMS)など、サプライチェーン実行ソリューション(以下、SCE)の専門会社です。
i2テクノロジーズ・ジャパン
SCM(サプライチェーン・マネジメント)を専業とする、SCMを世に広めた米「i2 Technologies(アイツー・テクノロジーズ)」の日本法人です。製造業が中心ですが、業種別にソリューションを提供するなど、SCMの分野においては日本ではSAPに次ぐシェアを持っているとのことです。日本の名立たる電気機器メーカーの多くが導入しているという触れ込みですが、どうなのでしょうか。なんと、2010年に主競合先であるJDAソフトウェアに買収され、統合されました。
ジェイ・ディー・エイ・ソフトウェア・ジャパン
米「JDAソフトウェア・グループ・インク」の日本法人です。小売業・流通業・製造業向けのSCMを提供しています。2006年に同じくSCMベンダーのマニュジスティックス社を買収し、SCMの競合であるSAPi2を追撃しています・・・と思ったら、何と2009年にそのi2テクノロジーズを買収しました。
フレームワークス
WMS(倉庫管理システム)ベンダーの「フレームワークス」です。静岡本社の会社です。「Logistics Station iWMS」という大規模〜中堅向けWMSパッケージが有名です。
ジェネシス・ジャパン
コールセンターのCTIソフトウェアを提供する米企業の日本法人、「ジェネシス・ジャパン」です。大規模なコールセンターシステムではデファクトスタンダードではないでしょうか? ジェネシス・ジャパン自身はSIは行ないませんが、非常に多くのSIerに担がれているソフトウェアです。ちなみに仏を本拠とする通信システム・装置メーカーの「アルカテル・ルーセント」の子会社です。
イリイ
中小〜中堅規模のCTI系のサブシステムパッケージを提供している「イリイ」です。システムリサーチ社の子会社らしいです。
インフォセンス
山九からスピンオフした「インフォセンス」です。山九グループらしく、ロジスティクス系のシステムのおいて非常に強みを持っている会社です。現在はERPや医療系のシステムにも力を入れているようです。
フェアウェイ ソリューションズ
大規模〜中堅企業向けWMSの「φーConductor Series」(ファイ・コンダクター・シリーズ)を、開発・販売しているフェアウェイソリューションズです。 WMSと単純に前述しましたが、受注から入荷と出荷を経て納品するまでのプロセスを効率化することを主眼に置いた倉庫業務支援アプリケーションという特徴があります。
プラスアルファ・コンサルティング
ほぼテキストマイニング専任の「プラスアルファ・コンサルティング」です。SaaS型のテキストマイニングツール「見える化エンジン」が好評で、テキストマイニング商談ではまず名前の挙がる会社です。
エフ・ビー・エス
貿易業務システム「PORTNet」のFBSです。最近はBIの「XSERIES」も売れているようですが、貿易システムの老舗としても有名です。
▲top

 情報系(GW・EIP・CRM・コミュニケーション)
サイボウズ
グループウェアと言えば、IBMの「Lotus Notes/Domino」やマイクロソフトの「Exchange Server」が有名ですが、現在大きくシェアを伸ばしているのが、サイボウズの「Office」(小規模向け)と「ガルーン」(大規模向け)です。純国産ということもあり頑張って欲しい会社ですが、敵として競合した場合は特に価格的に非常に厳しい戦いが待っています(笑) 「ガルーン2」も安いですが、激安というわけではなく、機能的にもしっかりしたものが多いです。まら、GW以外にオンラインストレージサービスの「サイボウズ デヂエ」なども評判がいいようです。2015年にロゴをから一新しています。
ネオジャパン
グループウェアの「desknet's」で有名なネオジャパンです。サイボウズに続く和製GWです。実は、前の会社でユーザーとして「desknet's」を使ってました。スケジュール管理ぐらいでしたけど(w 価格はサイボウズガルーン2よりもかなり安いです。200万社近くのユーザーが使っているらしいですが、「desknet's」のすべての機能を使っているのではなく、他のグループウェアと組み合わせて、「desknet's」の一部の機能を使っているケースが多いのではないでしょうか? まあ、機能的にはそんなもんです。
ソフトブレーン
高いシェアを誇るCRMソリューション「eSales Manager」の「ソフトブレーン」です。創業者が天安門事件で帰国を断念した中国の方だったりしますが、列記とした日本の会社です。CRMはERPに比べて市場が7分の1というサイズなんですが、最近はASP型も出てきて盛り返しており、競合は厳しいようです。
セールスフォース・ドットコム
ASPによる月額利用料金サービス(いわゆるSaaS)で、SFAソリューションを中心にしたCRMを幅広く展開している米「salesforce.com」の日本法人です。前述したSaaSの先頭を行く会社です。ASP型はソフトブレーンもやってますが、こちらが元祖です。シェアトップのSAPやオラクルといった巨大企業を敵にまわし、ASP型という明確な差別化で勝負しており、かつ、シェアを伸ばしています。
アプティアン・ジャパン
CRMとしてシェアは高くないんですが、コールセンターにおけるシェアではSAPジャパンの次に高い「ONYX」というソリューションで高名な米「コンソナ」の日本法人です。ただし、コールセンター部門ではSAPのシェアが高すぎて、かなり差はつけられているようです。しかしWebベースCRMパッケージとして富士通が担いでいますし、日本法人設立にはソフトバンク・インベストメントも絡んでおり、結構期待されている会社だったりします。「オニックス・ソフトウェア」から関連会社を統合し、社名変更をしております。2015年にはCDC Softwareジャパンに吸収合併され、「アプティアン・ジャパン」となりました。
ドリーム・アーツ
EIP(情報ポータル)の「INSUITE®Enterprise」が有名な国産ベンチャー企業の「ドリーム・アーツ」です。上記「INSUITE@Enterprise」が日本郵政公社に導入され、日本最大規模の2万4千を超える拠点に導入されたこと、また、「政府系の大規模調達において、国内のベンチャー企業のソフトウェア製品が採用されたのは、今回が初となります。」ということで、ちょくちょく名前が売れてきたようです。国産GWとして分類するとサイボウズ、ネオジャパンからずっと離されての次ですが、EIPに限れば高いシェアです。また、ワークスアプリケーションズと資本提携しております。
リアルコム
ナレッジマネジメント(EIP)専業ベンダーの「リアルコム」です。社員50名程度の会社ですが、国内のEIP市場では、マイクロソフト、日本IBMに続く、堂々のシェアを獲得しています。
日本プルーフポイント
米セキュリティ会社の日本法人です。スパムメールやウイルス対策ソリューションなどを提供しているセキュリティ会社なのですが、メール送信エージェントで有名なオープンソフト「sendmail」を2013年に買収した会社です。ですが、ビジネスユーザのニーズに対応するために設立された会社です。
エヌ・アイ・コンサルティング
コンサル系のSIer「NIコンサルティング」です。ソフトブレーン社などCRM上位が大企業向けなのに対し、NIコンサルティングは中堅中小企業向けSFAやグループウェア「NIコラボ」をメインに販売している日本の会社です。2015年にロゴを変更されていますね。
ディサークル
EIP「POWER EGG」の開発・販売を行っている「D-CIRCLE」です。企業情報ポータル、グループウエア、ワークフロー、SFA、他社連携が特徴だそうで、ちょこちょこ入っているのを見かけます。三谷産業という会社の関連会社だそうです。
シックス・アパート
ブログで広く使われている「Movable Type」の開発・販売を中心に、ホスティングサービスなどを行っている米「six apart」の日本法人です。ブログというとコンシューマ向けのイメージが強いですが、最近は情報共有の一環として社内ブログをツールとして使用することも多いようです。
ポリコムジャパン
映像・音声・データ会議システム専業の総合メーカー「ポリコム」です。米本社の日本法人で、専用端末を使用するテレビ会議システムではトップベンダーで、デファクトスタンダード製品と言っていいと思います。小規模製品から大規模遠隔製品まで、製品の充実度は非常に高いです。
日本タンバーグ
ビデオ会議システム系専業の「タンバーグ」です。そもそもはノルウェー本社ですが、現在はアメリカにも本社を置いているようです。ポリコムと土俵が同じで、かつ両社ともこの分野では老舗なわけですが、売上規模的にポリコムに次ぐ2番手の印象が強いです。2010年、シスコシステムズに買収されました。
サイバーソリューションズ
メールシステムやメールセキュリティに強みを持つ「サイバーソリューションズ」です。高性能Webメールサーバ「CyberMail」やメールアーカイブシステム「MailBase」が有名です。他に社内外高速検索ツール「CyberFinder」などがあります。小規模な会社ですが、ニッチな分野で安価かつ高機能な良質製品をリリースしています。
グーグル
検索エンジンとして設立された米Googleの日本法人です。フリーで使用できる製品・サービスとして現在は検索エンジンのみならず、スマートフォン用OS「Android」や仮想地球儀ソフト「Google Earth」、インターネット動画共有サービス「YouTube」、フリーメール「Gmail」、Webアプリケーションサービス群の「Google Apps」などがあります。ビジネスでは有償で機能拡張した「Google Apps」が注目されており、メール(Gmail)、スケジューラー、メッセンジャー、文書作成・表計算・プレゼンツールといったオフィススイートといったウェブアプリケーションが含まれます。2011年にはモトローラ・モビリティを買収し、グーグル製のAndroid搭載スマートフォンがリリースされると思われます。
アイアットOEC
サービス型グループウェア「WaWaOffice」を製造販売するアイアットOECです。多くのGWがオンプレミス型から派生し、サービス型もリリースされるようになりましたが、WaWaOfficeは販売当初からサービス型として開発・販売されており、Outlookライクな操作性で評価が高いようです。岡山の会社で、百貨店の天満屋の子会社の岡山情報処理センターの子会社です(天満屋の孫会社)。
▲top

 情報系(BI・ETL・EAI・EBS)
日本ビジネスオブジェクツ
フランス生まれのOLAPツール(データ分析ソフト)の「ビジネスオブジェクツ」です。大規模なDWHを構築する際に必ず導入の対象としてあがってきます。BIツールのトップベンダーです。2008年にSAPが買収に成功し、SAPに統合されました。
シービヨンド・テクノロジー・コーポレーション
EAIツール「eGate」で有名な「シービヨンド・テクノロジー・コーポレーション」です。何とここもサン・マイクロシステムズに買収されたんですね。外資系H/WベンダーはPP買収に力を入れてますねぇ・・。。2006年サン・マイクロシステムズに統合完了
ハイペリオン
BPM(ビジネスプロセスマネジメント)ツールのハイペリオンです。っつうか、OLAPツールのBrioを買収した会社としての方が有名かもしれません。でしたが、現在はなんとオラクル社が買収し、やはりオラクルが買収したピープルソフト社の後継会社である「日本オラクルインフォメーションシステムズ」となっております。なお、「日本オラクルインフォメーションシステムズ」はジェイ・ディ・エドワーズやシーベルの引継会社でもあります。ややこしいすね(笑)2007年7月、日本オラクルインフォメーションシステムズに統合完了
日本ネティーザ
DWHアプライアンス製品の米「ネティーザ」の日本法人です。DWHで必要とされるサーバ、データベース、ストレージの機能を1台でカバーできる専用製品であり、「他社の大規模DWHシステムと比べ最大50倍の速度で分析できる」らしく、「価格も半分に抑えられる」らしいです。確かに従来のDWHは、サーバ、OS、DBは必須、場合によってはストレージをそれぞれ導入する必要がありましたから、それに比べればずいぶん楽でしょうね。ビジネスオブジェクツなどのBIツールにも対応しているようで、個人的に注目しています。NCRのTeradataとガチンコだったのですが、Oracle「Exadata」の登場により、苦しい立場となりそうです。2011年、IBMに買収され、日本IBMとなりました。
コグノス
カナダ本社のBIツールのトップベンダーです。世界的にはOLAPツールでビジネスオブジェクツと同等のシェアを持っているらしいです。富士通の「Symfoware Navigator」とコグノスの「PowerPlay」を統合した製品を出すなど、見えないところで活発に動いている会社です。2008年1月にIBMが買収を完了し、IBMに統合されました。
マイクロストラテジー・ジャパン
BIツールベンダーの米「MicroStrategy」の日本法人です。日本での知名度はまだないですが、米ではビジネスオブジェクツ、コグノスに続くBIツールのトップ企業です。ROLAPを採用し、様々なOSに対応している面も強いようですが、日本では営業力のあるSIerが担いでいないため、まだまだこれからなのかなといった状況ですが、ユニクロなどに導入されているようです。
SAS Institute Japan
「SAS 9」でBIツールでトップシェアの「SASジャパン」、米本社の日本法人です。僕自身は担いだことも競合したのこともないのですが、金融サービスにも強い会社らしく、今後のための覚書です(笑)
日本テラデータ
NCR」から分社化した「TERADATA」です。米本社の日本法人です。流通系が得意な「NCR」から、DWH専門のアプライアンス製品「Teradata」が独立、それを専門として営業活動をすることになると思います。従来はDWHアプライアンスというニッチな分野で独占的な立場でしたが、Netezzaのリリース、さらにはOralce「Exadata」の登場により、今後は苦しい立場になると想像されます。
日本プログレス
米プログレス ソフトウェア・コーポレーションの日本法人「日本プログレス」です。ソニックソフトウェアとデータディレクトテクノロジーズを統合して2008年末に誕生した会社です。SOA基盤であるESB(エンタープライズ・システム・バス)のトップ企業で、ESBを実装した「Sonic ESB」が有名です。他に金融業界向けのソリューションにも力を入れているようです。どうも、アシストと販売提携し、日本法人は撤退したようです。
インフォマティカ・ジャパン
ETL分野ではIBMの「DataStage」とシェアを二分する「PowerCenter」を開発・販売している米のデータ統合プラットフォームの専業ベンダー「INFORMATICA」の日本法人です。ETL製品はDWHだけでなく、マスターデータ管理機能などを含むデータ統合基盤としての機能を求められており、今後はオラクルやマイクロソフトといったRDBMS製品のETL機能バンドル版との競合になると思われます。大手に買収されまくったBI専業ベンダーの二の舞にならないことを祈ります。
インフォテリア
EAIで国内トップシェア「Asteria」の開発・販売を行う「インフォテリア」です。外資系っぽいですが、東京本社の純粋たる日本企業です。マイクロソフトの「Biztalk」やESB製品と競合する製品です。またiPhone/iPad/Android用コンテンツ作成・配信・閲覧統合サービス「Handook」も好調です。
ピツニーボウズジャパン
郵便料金計器メーカーとして知られている米ピツニーボウズのソフトウェア会社の日本法人です。ピツニーボウズマップインフォとグループワンソフトウエアの統合により誕生しました。旧グループワンソフトウェア製品であるETLソリューションの「Sagent」が有名です。2016年にピツニーボウズジャパンと合併しています。
ユニリタ
データ分析、運用自動化ツール、帳票SLに強みを持つ「ユニリタ」です。2015年に「ビーコンインフォメーションテクノロジー(通称ビーコンIT)」と「BSP」が統合して設立された日本法人です。ビジネスコンサルタントから分離独立した会社で、BEACONグループを形成しています。ETL「Waha! Transformer」、OLAP「TimeCube」、帳票ソリューションの「DURL」が有名です。
アプレッソ
EAIソフトウェアである「DataSpider」を開発販売する「アプレッソ」です。セゾン情報システムズの関連会社です。中規模なデータ連携の際に名前が挙がるソフトウェアです。
▲top

 運用管理系
日本CA
日本市場でバックアップソフトとして圧倒的なシェアを誇る「Brightstor ARCserve Backup」の米CA(旧コンピュータ・アソシエイツ)の日本法人です。OSはWindows・Linux・UNIXに対応し、DBはOracle・SQL Server・MySQLやLotus/Domino、SANにNASにPCクライアントのバックアップまでも対応しています。このソフトを扱っていないSIerはほとんど存在しないのではないでしょうか? 他のソフトでは、ウイルスワクチンの「eTrust」ぐらいですかね。
デル・ソフトウェア
Dellグループにおいてシステム管理・セキュリティ・BIに関するソフトウェア分野を担う企業です。「NetVault」というバックアップソフト(米「バックボーン・ソフトウェア」を2011年に買収した「クエスト・ソフトウェア」を2013年に買収)が有名で、Windowsはもちろん、Linux、UNIX、AIXやMacOSXにIRIXなどの多くのプラットフォームに対応し、かつマルチプラットフォーム環境下でもバックアップ・リカバリーを提供する、どちらかといえば大規模環境向けのバックアップソフトで、Linux環境で選択されることが多いと思います。また、2012年にデルに買収された、主に中堅・中小企業をターゲットにしていると思われるFW(ファイアウォール)やVPN(仮想閉域網)、UTM等のネットワークセキュリティのアプライアンス製品「ソニックウォール」もデル・ソフトウェアです。
ウイングアーク1st
帳票システム「SVF」でも高いシェアを獲得している日本法人の「ウイングアーク1st」です。2014年にグループ会社を統合し、「ウイングアーク」から社名変更しています(その前はウイングアークテクノロジーズだったような。余談ですが、こういう社名変更って顧客が混乱するだけで何のメリットもないですよね。統合やらの理由があるんでしょうが、そんなもん顧客は知らんがなw)。規模の大きいプリンタ商談の際は真っ先に名前の挙がるS/Wです。また、ほとんど海外製品に握られているBIツール市場において、ほとんど唯一対抗している「Dr.Sum」で有名な日本のベンチャー企業です。他社製品に比べ価格も安く、また使い勝手もいいため、高額になりがちなDWH商談において、特にBIを初めて使用する中規模以下の企業に提案することが多いですね。翼システムの帳票・レポーティング部門が独立する形で発足している会社です(というか、SIerとしての翼システムの存続会社という考え方でいいと思われ)。
日本ベリサイン
デジタル認証サービスで高名な米ベリサインの日本法人で、EMCに買収されたRSAセキュリティ社の認証サービス部門が独立した会社です。「デジタル認証サービス」とは、Webショッピングの時なんかに出てくる、鍵マークのダイアログなどで「SSL証明書」とか書いているあれです。認証や暗号化に非常に多く使われており、インターネット上でこれを使ったことがない人の方が少ないんではないですかね。まあその分野では独占に近いシェアを確保している会社です。2012年にシマンテックに買収されました。現在は、シマンテック・ウェブサイトセキュリティとなっています。
オープンテキスト
ECM(エンタープライズコンテンツマネジメント)製品のトップベンダー、英本社の日本法人「オープンテキスト」です。ECMソリューション「Livelink ECM」が有名で、ドキュメント・文書管理でも富士ゼロックスやリコーといった複合機ベンダーを相手に高いしシェアを誇っています。ちなみに大企業向け製品です。
アクロニス・ジャパン
コンシューマ向けPCバックアップソフト「True Image」が有名な米「アクロニス」の日本法人です。サーババックアップ製品は「Acronis Backup&Recovery」ですが、CA「ARCserve」やSymantec「Backup Exec」に比べるとマイナーな製品であることは否めません。ラネクシー(旧プロトン)が日本の総代理店のようです。
日本クエスト・ソフトウェア
VMware専用バックアップ・ソフトウェア「vRanger」など、AP・DB・Windows・仮想化などの管理製品が得意な会社、米「クエスト・ソフトウェア」の日本法人です。バックアップソフト「NetVault」を持つ「バックボーン・ソフトウェア」を2011年に買収しています。2013年、デルに買収されました。
▲top

 開発系
ボーランド
かつては個人向けDBでマイクロソフトと激しく争った米本社の「ボーランド」です。現在は主にソフト開発ツールを提供しており、C++Builder(BCB), Delphi, JBuilder, Kylix などの開発環境が有名らしい(よく知らないけど)。が、現在は開発ツールのみならず、開発環境全体をトータルに支援できる製品群を提供しており、そちらに力を入れるようです。言っちゃ悪いけど、一般的な印象としては「落ち目」ですが、どこまで挽回できるか注目です。2009年7月、マイクロフォーカスに買収、2010年3月に統合されました。
マイクロフォーカス
イギリス本社の「Micro Focus」です。COBOLコンパイラの開発、販売を行っている会社です。日本ではこの会社よりも同じCOBOLコンパイラのACUCORP社(米)の「ACUCOBOL」が有名ですが、2007年5月にマイクロフォーカス社によるACUCORPの買収完了が発表され、2008年3月末に「ACUCOBOL」の販売停止が発表されました。「ACUCOBOL」は結構使われていたために、突然で驚きましたね。2009年7月、ボーランドを買収・統合しました。
ソフトウェア・エー・ジー
BPMソリューションの世界最大手で「ARIS」を展開している「softwareAG」です。ドイツ本社の日本法人です。内部統制が叫ばれる昨今において、「ARIS」はよく耳にするソフトウェアの一つで、日本でも多くのSIerが担いでいます。 softwareAGは2011年にARISの開発元である「IDSシェアー」と統合し「softwareAG」が存続会社となりました。
エンバカデロ・テクノロジーズ
開発環境ツールを提供する「エンバカデロ・テクノロジーズ」です。2008年5月にボーランドからDelphi、C++Builder、JBuilderといった開発ツール部門「CodeGear」を買収した会社です。統合開発環境ではマイクロソフトの次ぐシェアを獲得しています。
チェンジビジョン
ソフトウェア設計支援ツール「astah*」(アスター)の「チェンジビジョン」です。設計と言っても、開発フェーズの上流工程を重視したツールです。そもそもの出発点はUMLモデリングツールとして無償配布されてきた「JUDE」というソフトウェアで、現在は福井市本社の「永和イシステムマネジメント」の子会社です。
コーレル
カナダの「コーレル・コーポレーション」の日本法人です。コンシューマに対しては「WinDVD」「PaintShop」といったグラフィック/イラスト系のソフトウェアを、ビジネス系では「WordPerfect」といったOfficeスイート製品を提供していますが、ソリューション系の「iGrafx」というBPMツールの評判がいいようです。サン・プラニング・システムズが日本総代理店のようです。
グレープシティ
.NETやJava向けの開発支援ツールを提供している「グレープシティ」、一見すると外資系のようですが仙台本社の会社です。 「PowerTools」「FlexGrid」等が有名です。ソフトウェア開発企業による購入が大半を占めているようで、作業効率向上など、高評価の製品が多いです。緑豊かな敷地に建てられた社屋も有名です。
住友電工情報システム
住友電工と住友電工子会社の住友電装が100%の株を持つ住友電工情報システム(略称:SIS)です。業務のメインは住友電工グループのSIのようですが、Webアプリケーション開発基盤「楽々Framework」やWeb購買システム「楽々Procurement」の評価が高いようです。
エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
NTTデータ子会社の「NTTイントラマート」です。社名でもある「intra-mart」は主力製品であるシステム基盤であり、代表的な製品です。
キヤノンソフトウェア
キヤノンマーケティングジャパンの傘下の「キヤノンソフトウェア」です。開発基盤系を得意としているイメージがありますが、その中でもWEBアプリケーション(JAVA)を自動生成する開発ツール「Web Performer」をよく耳にします。
▲top

 セキュリティ系(外部脅威対策)
SONICWALL
主に中堅・中小企業をターゲットにしていると思われるFW(ファイアウォール)やVPN(仮想閉域網)、UTM等のネットワークセキュリティ機器を製造、販売する「ソニックウォール」です。2012年にデルに買収され、2013年以降は「デル・ソフトウェア」となっています。
フォーティネットジャパン
UTMソリューションのトップ企業、アプライアンス製品「FortiGate」で有名な米「フォーティネット」の日本法人です。ちなみにUTMソリューションとは「統合脅威管理」のことで、DoS攻撃やウィルス、スパム、フィッシング、Webフィルタリング対策のために、ネットワーク防御機構を強化したオールインワン型のファイアウォール・プラットフォームのことです。従来は上記それぞれの製品を寄せ集めて導入する必要がありましたが、それらを一つにすることによって管理工数軽減とコスト削減を図ろうとするものです。そんなわけで、UTMは注目されているわけです。ちなみに、この会社の設立者=現社長はジュニパーに買収された「Netscreen」社の設立者だったりします。
シマンテック
一般カスタマーにはウイルスワクチンで著名な米「シマンテック」の日本法人です。日本のコンシューマ向けワクチンではトップシェアです。2003年にPowerQuestを買収、2004年にVERITASと合併、2010年にPGPを買収し、さらにベリサインの証明書・セキュリティ部門を事業譲渡により取得しています。ビジネスユースとしては「Norton AntiVirus」以外では、リモートコントロールツール「pcAnywhere」、PCシステム復元ツール「Ghost」、また買収したVERITASの中小規模向けバックアップソフト「BackupExec」と大規模向けバックアップソフトの「NetBackup」、ストレージ仮想化プラットフォーム「VERITAS Foundation Suite」やオンラインストレージ管理SL「Veritas Storage Foundation」が有名です。
バラクーダネットワークスジャパン
スパムメールブロッカーのアプライアンス製品ベンダー米「バラクーダネットワークス」の日本法人です。ウイルスワクチンもついており、メーラーやグループウェアなど既設メール環境との親和性が高く設定が簡単であること、また、価格も非常に安価な点から、スパムで困っているところ(自社にメールサーバを持っているユーザー限定)には是非ともお薦めしたい商品です。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ
様々なセキュリティ・ソリューションを提供しているトップベンダーです。そうそう、日本のIT系にはあまりなじみのないイスラエルが本社の会社です。コンシューマ向けのファイアーウォールソフト「ZoneAlarm」を提供している「ZoneLabs」を買収した会社、といった方が有名かもしれませんね。2007年にはポイントセック社(正しくはその親会社)を買収し、2009年にはノキアのセキュリティ・アプライアンス部門を買収しています。
PS Japan
スペインが本社の「PS Japan」です。「Panda Software」から「Panda Security」に名称変更したことにより、「PS Japan」となったようです。元々はウイルス対策ソフトウェアの会社でヨーロッパを中心に導入されたようですが、現在はマルウェア全般に移行しています。その中でも「Panda GateDefender Performa」というアプライアンス製品がいい評価を受けているようです。スパムウェア対策でバラクーダと比較されますが、バラクーダがネットワーク内のメールサーバをターゲットにしているのに対し、ネットワーク外(例えばASPのメールサーバ)に対処できるという違いがあります。
マカフィー
日本では上位3社が90%のシェアを占めているウイルスワクチンベンダーの1社「マカフィー」、米本社の日本法人です。シェアはトレンドマイクロ、シマンテックの次ですね。今でこそ「マカフィー」と名乗ってますが、数年前までは「ネットワークアソシエイツ」という社名でした。2007年に暗号化ソフトの「SafeBoot」(現McAfee Endpoint Encryption)を買収しています。ちなみにこの分野で競合していた「Pointsec」もチェックポイントに買収され、「Check Point Full Disk Encryption」になっています。そんなマカフィーも、2010年に半導体大手で畑違いのインテルに買収され、現在は完全子会社となっています。ビジネスユースの場合、ウイルスワクチン単体の製品としては、PCにもサーバにも同じように使えて一番安価だと思います。
トレンドマイクロ
ウイルス対策ソフト『ウィルスバスター』の「トレンドマイクロ」です。台湾系で元々の設立はアメリカですが、今は東京本社となっています。個人向けではシマンテックの「ノートン・アンチウイルス」と同等ですが、ビジネス部門のアンチウイルスソフト分野では日本シェアNo.1を誇り、海外の法人向けでもトップシェアです。ビッグ3の他社よりも日本法人社員が10倍以上多いのが特徴です。また、売上の8割は法人向けのアプライアンスサーバー製品が占めているというのも大きな特徴です。標的型攻撃対策の「Deep Discovery」も評価高いです。
キヤノンITソリューションズ
「GUARDIANWALL」というメールフィルタリングツールの製造・販売をしています。統合セキュリティアプライアンス製品を除く、メールフィルタリングツール製品としては、およそ50%ほどのシェアを握っています。また、スロバキアのEset社が開発している検知能力の高さに定評がある「NOD32アンチウイルス」の日本での販売も行っています。また、シンガポールのCE-infosys社が開発する「CompuSec」というPC暗号化ツールの販売も行っています。「TURBOCAD」というCAD製品も有名ですね。旧キヤノン販売(現キヤノンマーケティングジャパン)のSI部門ですね。で、2008年4月に同じくCMJの子会社であるアルゴ21と合併し、「キヤノンITソリューションズ株式会社」に商号変更しました。
クリアスウィフト
イギリス本社の日本法人です。電子メール・Webを対象としたコンテンツセキュリティプロバイダです。「MIMEsweeper」というスパムメールフィルタリングソフトのシェアが高く、最近はそのアプライアンスサーバも提供を開始したらしいです。スパムについては当然学習を行い、フィルタリングするスパムメールの基本情報を覚える必要があるのですが、「MIMEsweeper」は初期情報が多く、導入してすぐ使えることが大きな特徴と認識しています。
エアー
電子メールのアーカイブ&フィルタリングシステム「WISE Audit」で有名な会社です。他に、アプリケーション仮想化ツール「Propalms TSE」が中小企業向けパッケージにバンドルされるなどして、代表的製品になりつつあります。
アイマトリックス
「マトリックススキャン」というスパムメールブロッカーのアプライアンス製品を販売している日本企業です。「バラクーダ」と同じ製品群ですが、「バラクーダ」が学習によってファイルタリングを強化していくのに対し、「マトリックススキャン」の方が学習なしに導入時からきっちりフィルタリングしてくれるという話は聞きます。その分気持ちだけ高いようですが。また「マトリックススキャン」は、KDDI、DIONの迷惑メール対策エンジンとして採用されているらしいです。
アルプス システム インテグレーション
アルプス電気の情シス子会社の「ALSI」(アルシー)です。Webコンテンツフィルタリングパッケージ市場で同社が開発・販売を行う「InterSafe」が高いシェアを獲得しているようです。
デジタルアーツ
Webフィルタリングソフト「i-FILTER」、メールフィルタリングソフト「m-FILTER」が高いシェアを持つ、フィルタリングソフトがメインの日本のソフトハウスです。
ミラポイントジャパン
メールアプライアンス専業メーカーの米「Mirapoint」の日本法人です。メールセキュリティアプライアンス市場では、バラクーダ、アイマトリックスと競合ですが、売上ベースでトップベンダーのようです。2013年、Critical Path社に買収後、さらにOpenwave Messaging社に買収されています。
Kaspersky Labs Japan
1997年に設立されたロシア・モスクワに本社を置くセキュリティ会社「カスペルスキー・ラボ」の日本法人「カスペルスキー・ラブス・ジャパン」です。ウイルスワクチン製品の「Kaspersky Anti-Virus」と統合セキュリティ製品「Kaspersky Internet Security」がチラホラと法人に導入されています。ウイルス定義ファイルの更新が早く、検知率も高いという評判です。日本ではジャストシステムが販売・サポートをしているようです(2010年1月現在)。
エフセキュア
フィンランド本社の日本法人「エフセキュア」です。Linuxサーバー用途を主とした企業向けアンチウイルスソフトの開発を続けてきた老舗です。ISP業者を経由してSaaS型サービスを提供している会社としても知られています。PCクライアントからLinuxサーバにファイルをアップロードする際に、サーバ側でウイルスチェックを行える製品を探していたところ、この会社に当たったと、そういう次第です。
パロアルトネットワークス
ファイアウォールを提供する「パロアルトネットワークス」、米本社の日本法人です。ポートやプロトコルをベースに動作する従来型のファイアウォール機能だけでなく、アプリケーション・ユーザ・コンテンツの可視化と制御と、アンチウイルス、不正侵入検知・防御機能を合わせ持ったファイアウォールを提供しています。
G Data Software
アンチウイルスソフトを開発・販売するドイツ本社の日本法人です。2011年版はBitDefenderAvast!の2つのエンジンで検出をしているそうで、高い検出率で名を馳せており、個人向けの製品は有名になりつつあります。法人向けはこれからですかね・・・。
ファイア・アイ
標的型攻撃向けセキュリティアプライアンス製品に特化した「FireEye」、米本社の日本法人です。標的型攻撃とは例えば、攻撃者が特定個人や会社のコンピュータといったターゲットに対し、メール経由やソフトウェアの脆弱性を利用して未知のマルウェアを仕掛け、攻撃者がそのマルウエアと通信することにより、ターゲットに侵入し情報を盗むなどの攻撃のことです。従来のファイアウォールやワクチンソフトなどでは防げないものに対処した製品群を提供しています。
FFRI
クライアントPC向け標的型攻撃対応ソフト「yarai」を製造販売する2007年創業の若い会社「FFRI」、セキュリティ系では珍しい日本企業です。「yarai」ですが、Windows XP(SP2以降)とWindows Server 2003(SP2以降)を2017年12月31日までサポートするそうです。すごい。
▲top

 セキュリティ系(ログ管理・暗号化)
エムオーテックス
PCクライアントの資産管理・PCクライアントの操作履歴ログの収集等、セキュリティ対策ツールとして有名な「LanScopeCat」の開発販売を行っている日本の会社です。他の製品に比べて取り立てて価格が安いことはないですが、標準機能が充実しているため、中堅中小企業のセキュリティツールの商談では普通に名前が挙がることが多いです。
日立ソリューションズ
日立系を代表するSIer2社のうちの1社、日立ソリューションズです(もう1社は日立システムズ)。情報漏洩防止のデータ暗号化、持ち出し制御やログ取得資産管理といったセキュリティ対策ツールとして有名な「秘文」をリリースしています。2010年に日立ソフトウェアエンジニアリングと日立システムアンドサービスが合併して誕生した会社です。言うまでもなく、日立製作所傘下です。暗号化も別製品で可能なんですが、HDDの全暗号化ツールについては、有名なスウェーデンの暗号化ソフト「PointSec(現チェックポイント社Check Point Full Disk Encryption」のOEMらしいです。
ソリトンシステムズ
情報セキュリティ対策製品の開発・販売を行っている日本企業「ソリトンシステムズ」です。PC認証システム「SmartON」、操作ログ収集システム「InfoTrace」はトップシェアです。ログ収集では「LanScopeCat」とよく競合しますね。また、シマンテックの「pcAnywhere」と競合するリモートツール「REACHOUT ENTERPRISE」が高速で評価が高いようです。クライアントPCの標的型攻撃対策ツールとしてFFRIの「yarai」をエンジンとして、自社機能追加した「Zerona」も耳にします。
ポイントセック
本社がスウェーデンの「ポイントセック」です。なお、一番の親会社は「Protect Data」社になるようです。「Pointsec」はディスク暗号化のソフトですが、ディスク暗号化ソフトにはディスク全体を暗号化するものと、一部(例えばMyDocumentsのみ)を暗号化するものがありますが、「Pointsec」は全ディスクを暗号化する前者になります。ディスク暗号化ソフトは多数ありますが、全ディスクを暗号化するものは、「Pointsec」の他には「Safeboot」が有名ですね(safebootは2007年にマカフィーに買収され、McAfee Endpoint Encryptionになりました)。ただ、暗号化ソフトは暗号化するPCの各デバイスや他のソフトとの相性の問題で、うまくいかないことも結構あるんですよね・・・。とはいいつつも、情報漏洩がうるさい今日、外へ持ち出すノートPCなどには暗号化は必須でしょうね。なお、ポイントセックのホームページは最上部の「Language」で日本語を選択してください。2007年2月、チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ・リミテッドが、 ポイントセック・モバイル・テクノロジーズの完全親会社プロテクトデータ ABの買収を完了し、それにともないチェックポイント社に経営統合されました。
ハンモック
クライアントPC管理ソフトウェアやPCの暗号化などの「AssetView」シリーズを提供している「HAMMOCK」です。2011年現在は資産管理に力を入れているようです。ちなみにPCデータの暗号化やデバイスロック機能をもつ小型USBキー「AssetView GUARD」ですが、十条電子からのOEMのようでしたが、2014年に倒産していますね。ちなみに十条電子の社長の竹林春海さん、こんな方でした。盲目な人の行く末なんでしょうか。
ネットジャパン
ソフト商社の「NetJapan」です。主に海外のディスクユーティリティツールの日本語版を販売しています。その中でもDuoCorStandbySoftが開発し、ネットジャパン日本で販売する「StandbyDisk」が有名です。各PCメーカーからバックアップのオプションソフトとして提供されているらしいです(よく知らないけど)。
石川コンピュータ・センター
「資産管理から印刷・操作情報管理、ファイル暗号化、持出し禁止、ファイル一斉配信など、クライアントセキュリティ対策に必要な機能を1システムでカバーできるオールインワンソフトウェア」である「パソコン警備隊」のICCです。石川県下の官公庁自治体・医療機関・民間企業を相手にする地場SIerです。
日本PGP
米本社の日本法人「日本PGP」です。「PGP」とは暗号化ソフトとその規格で、電子メールやファイルの暗号化や電子署名に用いられており、その名の通り、特にメール暗号化ソフトのトップメーカーです。元々はNetwork Associates(現マカフィー)でしたが、PGP部門の解体・売却により生まれた会社のようです。2010年、シマンテックに買収、吸収されました。
Sky
クライアントセキュリティ対策(ログ管理、不正操作注意表示、端末機制限/制御)や資産管理を行うソフトウェア「SKYSEA」が評価の高い日本企業です。資産管理と言えばMOTEXの「LanScopeCAT」が有名ですが、その競合製品として結構見る機会が多いです。
ニクサン
ネットワーク監視ソリューションの「ニクサン」、米本社の日本法人です。いわゆる「フォレンジックツール」のトップ企業で、ネットワーク上で流れるすべての情報を保存/調査/解析するアプライアンス製品が代表的です。運用監視というよりも、不正アクセスや情報漏洩といったセキュリティやコンプライアンス対策として利用されることの多い製品群だと思います。余談ですが、「ニクサン」という響きから韓国の会社を思い浮かべたのは僕だけではないはずだ(笑)
ネットエージェント
ネットワーク通信の記録・再現するアプライアンス製品「PacketBlackHole」が代表的製品の「ネットエージェント」です。不正アクセス対策、情報漏洩対策・フォレンジックツールといった、主にセキュリティ製品を提供しています。P2Pツール「Winny」の解析や対策などで有名になりましたね。
▲top

 その他SW
アドビシステムズ
グラフィックオーサリングツールの雄、「Adobe Systems」です。グラフィックをやる人には「Illustrator」「Photoshop」で有名ですが、PDFファイルを閲覧するDTPソフトの「AdobeReader」は、文書閲覧ツールのデファクトスタンダードとして使用されています。2005年末にはFLASH系のオーサリングソフトで有名な「Macromedia」社も買収して話題となりましたね。リッチインターネットアプリケーションの統合開発環境とSDKの「Adobe Flex」なんかも有名ですね。しかしながら、会社の方向性として、どうもエンタープライズ領域からは撤退するようです(2014年現在)。
リアルネットワークス
米本社の「リアルネットワークス」です。一般的にはいわゆるramファイル(RealVideo、 RealAudio)やRealPlayerが有名な、インターネットメディア系ソフトウェアハウスです。ビジネス向けでは、RealMediaファイル、WindowsMedia、QuickTime、MP3などのファイルフォーマットを同一プラットフォームからストリーミング配信することが可能な「Helix」が有名です。
三洋電機
大阪府守口市本社の三洋電機です。2008年11月、パナソニックが三洋電機を子会社化することを発表しました。ちなみに三洋電機はパナソニックからスピンオフした企業でもあります。三洋電機と言えば家電やリチウムイオン電池の他にデジタルカメラのOEM供給が有名ですが、IT系ではメディコムというブランド名で、大・中病院を除く、小規模病院〜診療所や薬局のレセコンで高いシェアを誇っています。2011年、パナソニックの完全子会社となり、sanyoブランドで商品リリースが終息し、ロゴも従来のからパナソニックに変更されました。2012年、三洋電機メディコム事業部はパナソニックヘルスケアに承継されました。
ジャストシステム
日本語ワープロソフト「一太郎」、表計算ソフト「三四郎」、かな漢字変換ソフトウェア「ATOK」、法人向けでは情報検索システム「ConceptBase」やファイルサーバ管理システム「GDMS」が代表的な「ジャストシステム」です。本社は徳島市。OEM製品も多く扱っており、ウイルスワクチンの「Kaspersky」、「IBMホームページビルダー(2010年に譲受)」が有名ですね。昔の日本語ワープロソフトの代名詞的存在の「一太郎」ですが、僕はほとんど触ったことがありません。つうか、MS Wordに押されちゃって、ビジネスで見るって言ったら官公庁ぐらいじゃないでしょうか?
パナソニック ヘルスケア
パナソニックグループで健康・医療機器等の製造販売を担当するメーカー「略称:PHC」です。旧パナソニック四国エレクトロニクスで、本社は愛媛県東温市です。2012年に三洋電機のメディコム事業を吸収することにより、中小規模病院や診療所でトップシェアを誇る「メディコム」を担当することになりました。なお、大病院のレセコンのトップシェアは富士通です。
▲top

 SIer(IT系)
エヌ・ティ・ティ・データ
NTTグループの主要会社の一角を占める「NTTデータ」です。国内SI事業者としては初の売上高1兆円越えを達成した会社で、メーカー系SIerの日本IBM・富士通・日立・NECと肩を並べる「大手SIer」です。基本的にNTT内部のシステム構築を行わない会社(NTT内部はNTTコムェアが行うらしい)で、官公庁や金融系で売上の7割を占めておりますが、民間企業は超大手企業しか相手にしない会社で、ローカルで民間企業相手に商売することはめったにありません。というか、金がない相手と儲けのでない商売をすることがありません。ある意味理想的かもしれませんが、う〜む、僕はあまりこことは付き合いたくありません(w また意外なところで数万円で購入できる税務業務支援ソフト「達人」が有名です。2012年からコーポレートロゴを古いロゴから順次新しいものに変更していくようです。
都築電気
独立系の富士通を担ぐ販社でトップクラスの売り上げを達成している「都築電気」です。ネットワーク系のSIerというイメージがあったのですが、「イントラメリット」というEIPや「マネージングマスター」という卸向け統計ツールなど、いろんな分野でちょこちょこと競合する会社です。
ネットマークス
ネットワークとセキュリティのSIに強い「ネットマークス」です。住友電工の子会社でしたが、2007年6月に日本ユニシスへ売却され、日本ユニシスの子会社となりました。日本ユニシスはソリューション系、ネットマークスがネットワーク系、ユニアデックスがCE系を担当するらしいです。で、ネットワーク系SIerはどこもそうですが、シスコシステムズのスイッチを使用するSI案件では普通に競合しますね。最近はネットワークだけでなく、ソリューション系にも力を入れているようで、結構安くプログラムを組んだりする迷惑な会社です(笑)2014年、ユニアデックスに統合されました。
エヌ・ティ・ティ・データ・ジェトロニクス
NTTデータ子会社で金融系に強い「NTTジェトロニクス」です。元々は「日本オリベッティ」であり、その後ジェトロニクス→NTTジェトロニクスという沿革だったりします。
ユニアデックス
日本ユニシスの子会社でCEを担当する「ユニアデックス」です。そもそもは日本ユニシス直下のネットワーク系SIerだったのですが、ネットマークスが日本ユニシスグループに加わることにより、システムソリューションは日本ユニシス、ネットワークはネットマークス、CEをユニアデックスが行うことになったようです。2014年、そのネットマークスと統合し、存続会社となっています。
三井情報
2007年に三井物産系のネクストコムと三井情報開発の合併で生まれた「MKI」です。ネクストコムはネットワーク系SIerとしてネットワンシステムズネットマークス(2014年、ユニアデックスに統合)に続く会社でしたね。ちなみに日本ユニシスも同じく三井物産系なんですが、こちらは統合しないんですかね?・・・と思ってたら2012年に大日本印刷が日本ユニシスの筆頭株主になっちゃいました。
伊藤忠テクノソリューションズ
総合商社の伊藤忠商事の子会社、通称「CTC」です。伊藤忠商事傘下のCRCソリューションズと伊藤忠テクノサイエンスが合併してできた会社です。売上規模的には大塚商会、NRI、日本ユニシス、ITホールディングスに並ぶ2位グループ(約3000億〜5000億円)で、キャリアや放送などの通信系、金融系に強いようですが、個人的には大規模民間企業のストレージ系インフラに強いイメージしかありません。サイゼリアのTEC製POSのところに「CTC」シールが貼ってますが、あれは必要なのでしょうか? 子会社のCTCSPが有名なレプリケーションソフト「Double-take(Vision Solutions)」の日本総代理店のようです。
エヌ・ティ・ティ・コムウェア
NTT内部のシステム構築を担当しているSIer「NTTコムェア」です。NTTの子会社ですね。最近はNTTグループ外部事業も行うようになり、NTTデータと競合することもあるようです・・という話を聞いたのですが、実は競合したことも協業したこともありません(笑) 余談ですが、「NTTコム」と言う場合、通常は「NTTコミュニケーションズ」を指します。
大日本印刷
日本の印刷業界の最大手企業「DNP」です。本業は印刷ですがIT系にも積極的に進出しており、RFIDソリューションやトレーサビリティ、ASP分野などで結構目にしますよ。2012年、日本ユニシスの筆頭株主になっています。
JBCC
独立系のIBM販売店としてトップクラスの売り上げを誇る「JBCC」です。2012年に「日本ビジネスコンピューター」から関係会社が統合されて誕生しました。「日本ビジネスコンピューター」はもともとは東芝の販売店で、東芝製オフコン「TOSBAC」のOEM製造元だったようです。大企業以外でH/WにIBMが導入されている場合、SIerを確認するとJBCCだったというケースは多いですね。2006年にホールディングス制に移行しています。SIer扱いにしていますが、関連会社のJBATがプリンタやシンクライアントを製造するHWベンダーという側面も持っています。
新日鉄住金ソリューションズ
新日鐵住金の情報システム子会社の「NSSOL」です。2012年に新日鉄と住友金属の合併により、同年に社名変更となりました。親会社である新日鉄グループへの売上は全体の10%程度で、他はすべて外販での売上となっているようです。メガバンクや日本郵政・地銀といった金融系の情報系システムを先頭に、公共・製造・流通といったあらゆる分野に強いのも特徴です。最近はPLMに力を入れているようでもあります。また、新日鉄グループはオラクルと提携契約を結んでおり、非常に結びつきが強いようです。そう言われれば、NSSOLの持ってくるオラクルって安いような気がするようなしないような・・・。
EDSジャパン
世界最大手のSIer、米EDS(エレクトロニック・データ・システムズ)の日本法人です。売上高はなんとNTTデータの倍という巨大な企業です。が、しかし、元々は米GM傘下だったこともあり、日本の自動車関連ではいすず以外には食い込めず、また得意なITアウトソーシングが日本では進んでいないこともあり、日本での知名度は低いのが現状です。今後はパッケージ開発にも力を入れるようですし、日本でも知名度が上がってくるのではないでしょうか? ・・・と思ってたんですが、2008年8月、HPがEDSを買収し、2009年8月にHPへの統合が完了しました。
TIS
自称、独立系SIerの「TIS」です(「旧三和銀行系」らしいですが)。ちなみに旧社名は「東洋情報システム」です。三和銀行→UFJ銀行という繋がりからか、JCBアプラスなどのクレジット業界に強いイメージがあります(JCBの件はあまりにも有名ですね)が、クレジット以外にも様々な業種のノウハウを持っているオールマイティなSIerです。近年は旭化成情報システム(現AJS)を買収したりしていましたが、2008年4月にインテックと経営統合を図り、また2009年11月には中堅SIerソランを買収したり(2010年にTISに統合)と、慌ただしく動いています。独立系っていうと二次請け、三次請けのイメージがありますが、ここは一次請けが多いみたいで、少し以前は独立系で一次請けだと、TISかCSKというイメージですね。ソラン買収により、共同持株会社ITホールディングスの売上はNTTデータに続く業界2位になりました。
京セラコミュニケーションシステム
京セラの情報システム部門がスピンオフした会社で、通称「KCCS」です。ASPサービスなど外販に力を入れており、外販の売上比率も50%を超えているようです。京セラはメーカーですが、IT系の会社ではないため、京セラコミュニケーションシステムは「メー子」ではなく、「ユー子」のようです(どうでもいい)。親会社と同じく、京都が本社です。ちなみに京セラは三菱商事ソニーと組んでDDIを設立しており、KDDIとなった現在でもKDDIの筆頭株主だったりしています。だから従来はdocomoSoftbankでなく、au向けに携帯をリリースしていたりするわけです。2008年に三洋電機の携帯電話部門撤退に伴い、事業を買収しています。太陽光発電なんかも強いですね。
CSK
独立系大手SIerの「CSK」です。独立系と言うと中流や下流のイメージがありますが、上流工程を請け負う独立系大手SIerとしてCSKかTISかといったところで名を馳せています。かつてはゲーム会社のセガもCSK傘下でしたが、2003年にパチスロメーカーのサミーに売却しています。2005年に持ち株会社制に移行し、SIerとして「CSKシステムズ」を立ち上げましたが、2010年にCSKに再統合しました。結局、2011年住友商事が買収することを発表、2011年10月に「SCSに吸収され、「SCSK」となりました。
横河ソリューションサービス
工業計器・プロセス制御専業メーカーの老舗「横河電機」の子会社、「横河ソリューションサービス」です。2013年に横河ソリューションズ・横河フィールドエンジニアリングサービスおよび横河電機の一部が統合されて誕生しました。横河電機として培ってきたノウハウを生かし、「製造業」をターゲットにパッケージ開発からSIまで展開しています。ソリューションはERPから生産管理まで、業種は製造業でも製薬・半導体・食品・石油など、幅広く対応しているようです。ちなみに親の「横河電機」は医療系のSIを行っており、画像情報処理などが得意なようです。日本ヒューレット・パッカードの前身は、1963年に横河電機(51%)とヒューレット・パッカード(49%)の合弁企業、「横河ヒューレット・パッカード (YHP)」です(ちなみに1999年に横河電機との合弁を解消し、現在は米HPの100%子会社)。
アイティフォー
東京が本社の独立系SIer「ITFOR」です。以前は「千代田情報機器」という名前でした。ファイナンシャルソリューションシステム、ネットワークシステム、eコマースシステム、 流通システム、CTIシステムの5分野に特化して強く、ファイナンシャルの「延滞債権管理システム」、eコマースのサイト構築パッケージ「ITFOReC(アイティフォレック)」が特にシェア高く、名が知られています。「ニッチな領域に特化してノウハウに長ける→売れる→シェアを上げる→ニッチな市場独占」というお手本のような会社です。
▲top

 SIer(シンクタンク・コンサル系)
野村総合研究所
日本最大手のシンクタンク、ですが実態はSIerの「NRI」です。名前の通り、野村證券から分離独立した会社です。売上高としては大塚商会ITホールディングスCTC日本ユニシスと並ぶ2番手グループですが、給料の高い会社として有名です。証券を中心に金融業に強く、民営化される前から現日本郵政グループともパイプが太く、民間企業では顧客が多いわけではないですが、セブン&アイなど超大手企業のSIerとしても有名です。「TRUE TELLER」というテキストマイニングツールも有名ですね。
アビームコンサルティング
コンサルティングファームの「アビームコンサルティング」です。監査法人のトーマツから独立してできた会社で、現在はNECの子会社だそうです。コンサルティングは業務コンサルを中心とした戦略からBPR、システム実装、アウトソーシングまで一貫して行い、内部統制、SOAなども行い、M&Aについては、M&Aを主体とした「アビームM&Aコンサルティング株式会社」を所有しています。ERPではSAPに強く、国内で最多のSAP認定コンサルタントがいるようです。よく分からないですが、「コンサルティング」ですので、業務要件定義/RFP作成/システム要件定義の仕事が主と思います。
フューチャーアーキテクト
ITコンサルの「フューチャーアーキテクト」です。独立系です。流通・小売業が得意な領域のようで、金融業や製造業の方面にも進出しているようです。・・・と書いたのですが、実際はよく分かりません。ITコンサルと言いながら、システム構築もやっているようです。
アクセンチュア
登記上はアイルランドらしいですが、実態は米本社の日本法人、コンサルティングファームの「アクセンチュア」です。元々は2001年末に破たんしたエンロンのメイン会計監査法人だったアーサー・アンダーセンから分社化された会社で、世界中で17万人の社員を持つ巨大企業です。コンサルティング企業と謳っていますが、実態は「SIerに近い」ようです。マイクロソフトとの合弁会社「アバナード」がMSプラットフォームを専門に手掛けているようです。コンサルを雇えるのは金を持ってる企業ということになり、必然的に中小企業や儲かってない会社でこれらのコンサルと会うことはありませんが、大企業には結構がっつり入り込んでいたりします。
▲top

 SIer(NIer・その他)
ネットワンシステムズ
ネットワーク系SIer日本最大手の「ネットワンシステムズ」です。もともとは三菱商事系らしいのですが、シスコシステムズ製品の国内独占販売を行っていたこともあり、日本のおけるCisco製品のSIに関しては第一人者であり、現在もCiscoの日本で一番手のパートナーです。と、Cisco製品ではすごいのですが、まあ日本市場ではCiscoのシェアは年々減少しており、かつ、ネットワンに限らずネットワーク系SIerの売上も減少傾向であることから、これからどうなるのか注目していたりします。つうか、このふざけたロゴは何なんですかねw
エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ
日本を代表するネットワーク系SIerの「NTTコミュニケーションズ」通称「NTTコム」です。NTTの100%子会社で、NTTグループのBIG5(NTT東日本NTT西日本NTTデータNTTドコモ)のうちの一社です。NTTグループの中では、長距離通信事業、特殊付加電話サービス事業(A Href="http://506506.ntt.com/service/platinum_line/" Target="_blank">プラチナラインなど)、ISP事業 (OCN 、国際通信事業を手掛けています。法人系サービスでは自社のVPNサービスの「Arcstar」が代表的で、実際は他社H/W・S/W・サービスなどこだわりなく何でも持ってくる日本最大のネットワーク系のSIerです。不思議なんですが、NTT東・西とガチンコで競合することも結構あるようです。
三機工業
三井グループの総合設備建設会社の「三機工業」です。ゼネコンの下請などとして、土木・建築工事の一部を請負う建設業者で、主に空調設備系を取り扱うことが多い会社のようです。IT関連では、「日本アバイア」の正規販売店で、テレフォニー系のSIerでもあり、実は先日もとあるCTI商談で競合し、負けちまいました。
映像センター
AVシステム専門企業「映像センター」です。「イベント映像事業」と「システム販売事業」が2本の柱のようです。デジタルサイネージなどのディスプレイソリューションが流行っておりますが、「システム販売事業」つまり、ディスプレイを制御するコントローラやスイッチャーのSIを行える日本でも数少ない会社です
ミカミ
カメラシステム機器を中心とした特殊光学機器や、監視カメラの電動旋回台の製造販売を行っている「ミカミ」です。キヤノンMJの特約代理店であり、キヤノンのテレビ局用レンズ/放送用光学機器/放送用情報カメラシステムはミカミからしか購入できない仕組みになています。
セコム
警備サービス業国内首位の会社で、機械警備の開拓社です。本業の警備業のみならず、セキュリティと名がつくものに対しては積極的に手を広げる戦略を採っており、情報セキュリティ分野全般のコンサルティングや各種サービスも行っています。実際、入退室管理や個人認証、監視カメラといった案件ではアルソックと共に競合する機会の多い会社です。
綜合警備保障
警備・セキュリティサービス会社の綜合警備保障・・・というよりも「ALSOK」(アルソック)といったほうがいいでしょうか。業界トップのセコムを追う競合会社です。法人サービスでは、セコムと比較して金融系の警備が強い印象です。セコムと同じく、入退室管理や監視カメラ案件で競合することが多いです。
▲top

 商社系
アシスト
ソフトウェア商社で、OracleJP1のSIで有名な「アシスト」。「Oracleに代表されるパッケージソフトウェアを日本で展開した最初の会社」らしいです(Wikipediaより)。確かにOracleなんかは今でも結構安く担いできますし、SIerとしての能力も高いんですよね。レポーティング・分析ツールの「WebFOCUS」(米Infomation Builders社)の日本総代理店だったり、CMSの「NOREN」(韓国アイオン社製)が好調のようです。
東京エレクトロンデバイス
東京エレクトロンからスピンオフした「東京エレクトロンデバイス」です。東京エレクトロンが半導体製造装置とフラットパネルディスプレイ製造装置のメーカーがメインであるのに対し、主に海外のコンピュータ・ネットワーク商品を販売するSIerおよび商社です。データドメインのディスクベースバックアップシステムも販売しています。
ダイワボウ情報システム
法人向けにパソコンなどのIT機器やソフトウエア、OA機器の販売を行う大阪本社の商社「DIS」です。繊維メーカーの大和紡績の子会社です。SIはできませんが、各都道府県に1以上の拠点を持っており、フットワークの軽い商社のため、取引されている企業さんは多いのではないでしょうか?
ソフトバンクBB
ソフトバンクの子会社、コンテンツサービス事業・ADSL事業・FTTH事業・流通事業を行う「ソフトバンクBB」です。ややこしいのですが、昔の商社のソフトバンクと、Yahoo! BBをやってたBBテクノロジーと、コンテンツサービス事業・FTTH事業をやってた旧ソフトバンクBBが一緒になったような会社です(違うかもしれんが、いいじゃん別に)。現在は法人向けビジネスで主に商社としてのソフトバンクBBと競合します。マイクロソフトのS/Wをびっくりするような価格で持ってきたりします。どうもマイクロソフトからのバックマージンを価格に反映させて値引きをしているとのことですが、どうなんでしょう。最近はSI領域にも入り込みつつあり、自社キャリア網を生かした提案を行っているとの話も聞きます。だとしたら、やっかいだなぁ・・。
シネックスインフォテック
法人向けにICT機器やソフトウエア、OA機器の販売を行う「シネックスインフォテック」です。丸紅グループの商社でしたが、2010年、丸紅が米国に本社を置くSYNNEX社に売却したため、「丸紅インフォテック」から「シネックスインフォテック」に商号変更しています。うちの会社の仕入先の一つです(笑) ややこしいのですが、そのSYNEEX社の日本法人「シネックス」はMCJが買収しており、MCJの子会社です(2011年「テックウインド」に社名変更)。
マクニカ
半導体、インターネット・セキュリティ関連のハード/ソフトウェアの商社「マクニカ」です。 外資系っぽい名前ですが、日本の会社です。特に海外製品の取り扱いに長けており、「シリコンバレーで起業した半導体やネットワーク機器メーカーが日本市場に販路を求める際には、必ずといっていいほど「マクニカ」の名前が候補に挙がっています。」だそうです。半導体は知らないですが、ネットワーク製品でマクニカの名前は非常に有名です。子会社の「マクニカネットワークス」がネットワークのSIerを担当しています。
日立ハイテクマテリアルズ
半導体製造装置など電気機器関連を製造販売する日立製作所関連会社の日立ハイテクノロジーズの子会社の日立ハイテクマテリアルズ、エネルギーや環境・エレクトロニクスを担当する専門商社です。電子デバイス・情報デバイス関連事業を日立ハイテクトレーディング(現:日立ハイテクソリューションズ)から承継しており、IT関連では防爆HTや防爆PDAを取り扱っています。防爆HTは防爆メーカーの中村電機製作所と共同開発しているようです。
▲top

[編集]
CGI-design